芙蓉リース Research Memo(9):好調な業績により増配基調を継続。2018年3月期も6円増配の136円を予定
■株主還元
芙蓉総合リース<8424>は、業績及び目標とする経営指標等を勘案し、確固たる経営基盤、財務体質の強化を図るべく、株主資本の充実に努めるとともに、長期的かつ安定的な配当の継続により、 株主への利益還元に努めることを基本方針としている。配当性向は20% 程度を目標としているようだ。
2017 年3 月期の年間配当額については、好調な業績動向を踏まえ、期初予想から10 円増額の130円に決定した(配当性向19.6%)。2018 年3 月期の年間配当額についても、前期比6 円増配の年間配当額136円(中間配当68 円、期末配当68 円) を予定している(配当性向予想は20.0%)。
弊社では、同社の年間配当額は毎年増加しており、今後も利益成長に伴う増配の余地は十分に高いものと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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提供:フィスコ