芙蓉リース Research Memo(7):2018年3月期も増収増益を見込む
■業績見通し
新中期経営計画の初年度となる2018年3月期の業績予想について、売上高を前期比4.5%増の5,300億円、営業利益を同8.3%増の310億円、経常利益を同5.2%増の330億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同2.6%増の205億円と増収増益を見込んでいる。
引き続き、好調な「不動産」及び「航空機」を中心とした営業資産残高の積み上げが業績の伸びをけん引する想定である。また、アクリーティブの連結化が期初から寄与することも上乗せ要因(9ヶ月の上乗せ効果により、経常利益で約14億円のプラス要因と推定)となる。
弊社では、外部環境やこれまでの実績から判断して、芙蓉総合リース<8424>の業績予想は十分に達成できる水準であると見ている。中期経営計画の達成に向けた各戦略分野の進捗に注目していきたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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提供:フィスコ