欧州有力証券、日銀会合は銀行株の極めて大きなポジティブサプライズ要因に
クレディ・スイス証券は、日銀の総括検証の結果は「極めて大きなポジティブサプライズとなった」とみている。21日に発表された日銀の金融政策は、現状のマイナス0.1%の金利を維持し、10年金利を0%へ誘導することが決定された。これにより第1に「マイナス金利の深掘りがないことでTIBOR金利が下がらず、貸出の基準金利が低下しない」、第2に「10年金利に誘導目標を導入したことで、将来的な政策金利引き下げの可能性も事実上大幅に後退した」、第3に「10年超の国債利回りはプラスになることが予想され、銀行に国内債券の運用機会を与えた」。この3点は、極めてポジティブな要因とみている。
同証券では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、新生銀行<8303>、京都銀行<8369>のアウトパフォームを強調している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同証券では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、新生銀行<8303>、京都銀行<8369>のアウトパフォームを強調している。
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