三菱UFJ、三井住友FGなど上値重い、米10年債利回りが3週間ぶり2.7%台に
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクは上値の重い展開。前週末の米国株市場ではバンク・オブ・アメリカ<BAC>やJPモルガン・チェース<JPM>など大手金融株が総じて軟調な値動きをみせた。米10年債利回りは、ここにきて米経済減速懸念から低下基調を示しており、前週末は取引終了時点で2.8%台を下回った。これは4月26日以来約3週間ぶりのことで、金融セクターはひところの運用環境向上への期待が後退している。東京市場でも米国事業を手掛けるメガバンクにとってはマイナス材料となっている。ただ今月中旬以降、各社の株価は調整を続けていたこともあり、目先は下値抵抗力も発揮しやすいタイミングにある。
出所:MINKABU PRESS
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