三菱UFJ、第一生命HDなど軒並み安、米経済減速警戒で米国債に資金シフト
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが売り優勢となっているほか、第一生命ホールディングス<8750>、T&Dホールディングス<8795>など大手生保は相対的にきつい下げとなっている。米国株市場ではここにきて、足もと企業業績の先行きに対する不安からリスク回避の動きが目立っている。経済が減速するとの思惑を背景に米国債が買われ、米10年債利回りは前日取引終了時点で2.89%まで水準を切り下げた。また、超長期債の30年債の利回りは0.1%以上の下げで3%台は維持しているものの、再び2%台が視野に入る状況にある。前日の米株市場ではゴールドマン・サックス<GS>、JPモルガン<JPM>など大手金融株が売られており、東京市場にもこの流れが波及している。
出所:MINKABU PRESS
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