三菱UFJ、第一生命HDなど高い、米10年債利回りが3%超えで運用利ザヤ改善期待
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など生保株が総じて買い優勢の展開となっている。原油市況の上昇に連動する形で米長期金利の上昇が顕著だ。前日は米10年債利回りが3%大台に再び乗せてきており、貸出金利と調達金利の金利差拡大に伴う運用環境の改善を材料に、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、シティグループなど大手金融機関が軒並み買われる展開となった。東京市場でも同様に米国事業を展開する大手銀行や保険会社にとって運用利ザヤ拡大への期待が買いの根拠となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)