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8159 立花エレテック

東証P
3,000円
前日比
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時価総額 751億円
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<注目銘柄>=立花エレ、半導体製造装置向けの成長に期待

 立花エレテック<8159>は半導体デバイスやファクトリー・オートメーション(FA)システム関連事業の成長期待が高く、全体相場の調整が一服した局面では押し目買いを集めそうだ。

 同社は三菱電機<6503>系のエレクトロニクス商社で、主要な仕入先には三菱電グループのほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>などがある。半導体不足の懸念が広がりながらも、23年3月期は通期の業績予想を2度上方修正した。第3四半期累計(22年4~12月)の最終利益は前年同期比61.0%増の56億1600万円。通期の計画(66億5000万円)に対し進捗率が84%に上り、最高益予想の更なる上積みに期待が膨らむ。

 今期以降は半導体不足が解消に向かうとみられているほか、FAシステム事業に関しては、半導体製造装置向けを中心に中長期的な需要拡大が期待されており、立花エレの成長のドライバーになるだろう。製造業の国内回帰の潮流も追い風となる公算が大きい。PBR(株価純資産倍率)は0.58倍と、他の半導体・電子部品商社と比べ割安な水準にあり、投資妙味を一段と感じさせる。

 株価は3月9日に年初来高値2166円をつけた後、下押し圧力が働き、75日移動平均線(約1875円)近辺まで調整している。200日移動平均線は右肩上がりを続けているだけに、反転機運をうかがう投資家の注目を集める余地が広がっているといえそうだ。(碧)

出所:MINKABU PRESS

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