東エレクなど半導体製造装置関連が切り返す、空売り買い戻しで浮揚力働く
東京エレクトロン<8035>など朝方はウリ気配で始まった半導体製造装置関連が、小幅ながらプラス圏に転じる動きをみせている。前週末の米国株市場ではハイテク株への売りが目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4日続落で下げ足を強めた。これを受けて東京市場も半導体セクターには逆風が強かったが、ここまで先駆して大きく売り込まれた主力銘柄にはリバウンド狙いの押し目買いも観測される。前週末までの急落過程では空売りも高水準で、目先その買い戻しも想定される場面だ。また、前週末は米インテル<INTC>が米国に世界最大級の半導体工場を建設すると発表しており、日本の半導体製造装置メーカーにも収益環境に更なる追い風が吹くとみられている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS