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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7893 プロネクサス

東証P
1,178円
前日比
+12
+1.03%
PTS
1,180円
20:50 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.2 1.16 3.06 17.37
時価総額 327億円
比較される銘柄
宝&CO, 
IRジャパン, 
NISSHA
決算発表予定日

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プロネクサス Research Memo(1):上場会社などの投資家向けディスクロージャーやIR資料作成実務等を支援


 

■要約

プロネクサス<7893>は、上場会社や金融商品運用会社の投資家向けディスクロージャーやIR資料作成実務等を支援してきた。専門性、正確性が要求される分野で、ハイクオリティなサービスとコンサルティングを提供している。さらに、独自の開示業務支援システムを中心に、ディスクロージャーやIRに関する様々なサービスを展開。上場会社の約60%を顧客とするなどシェアは高い。

2017年4月28日に発表された2017年3月期決算は、売上高が前期比2.8%増、営業利益は同6.1%増を確保した。上場企業数が3年連続で増加するなど、収益を取り巻く環境が良好ななかで、招集通知のカラー化の進展や、英文IRサービスの拡大、J-REIT市場の活発化等で各種運用報告書や販売用資料が増加するなど、全部門とも着実に上向いている。

利益面では、従来の開示業務を主体としたビジネスから、IR支援をはじめ川上から川下までトータルでサポートを行うことで、1社当たりの単価が上昇。こうした展開は、一度ではなく少しずつ広がりを見せるため、急激とはならないが、徐々に利益率向上に寄与する。2017年3月期はその成果も手伝い、売上高営業利益率の改善につながった。

2018年3月期は、売上高が前期比3.0%増の22,200百万円、営業利益が同5.8%増の2,500百万円、経常利益で同横ばいの2,550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同1.4%減の1,780百万円を想定している。上場会社ディスクロージャー関連、上場会社IR関連等及び金融商品ディスクロージャー関連と主要3事業がいずれも増収を見込み、中期経営計画2018で掲げた設定目標を達成する見通しだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)

《TN》

 提供:フィスコ

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