信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

7325 アイリック

東証G
717円
前日比
-7
-0.97%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
39.0 1.72 2.09
時価総額 62.4億円
比較される銘柄
SBIIG, 
エーインシュ, 
Bマインド
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

アイリック Research Memo(7):2023年6月期は大規模プロモーション投資で減益だが、売上面は順調


■業績動向

1. 2023年6月期連結業績の概要
アイリックコーポレーション<7325>の2023年6月期の連結業績は、売上高が前期比15.5%増の6,004百万円、営業利益が同55.1%減の187百万円、経常利益が同54.9%減の194百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同93.7%減の16百万円だった。直営店舗の人員を積極採用したことに加え、「保険クリニック」の大規模プロモーション実施(2022年11月から俳優の向井理さんをイメージキャラクターに起用して全国TVCM、関東JR全線での交通広告、YouTube広告等を実施)などにより販管費が大幅に増加したため、各利益は減益だった。ただし売上面は各事業が伸長して2桁増収と順調だった。

売上総利益は前期比15.7%増加し、売上総利益率は83.5%で同0.1ポイント上昇した。販管費は同23.3%増加し、販管費比率は80.4%で同5.1ポイント上昇した。営業利益230百万円減益の要因は、直営店舗増及び法人営業の売上増加で226百万円増、「AS」シリーズID増加及びFC店への送客増加で232百万円増、「スマートOCR」導入企業増加で224百万円増、直営店の人員積極採用で263百万円減、大規模プロモーションで407百万円減、支払手数料増加で121百万円減、その他販管費増加(貸倒引当金など)で121百万円減が挙げられる。なお、インフォディオの取引先(以下、当該取引先)に対する債権について取立不能又は取立遅延のおそれが生じたため、2023年4月末を回収予定としていた売掛金48百万円を貸倒引当金繰入額として販管費に計上、保有する当該取引先株式に対する投資有価証券評価損43百万円を特別損失に計上した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SO》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均