三菱重が3日ぶり反発、突っ込み警戒感からの買い戻しも上値に重さ
三菱重工業<7011>が3日ぶり反発。前日に一時10%を超える急落をみせていたが、きょうは全体相場が急反発に転じていることを受けリバウンドに転じている。防衛関連の中核銘柄で、最近は岸田政権下での防衛費増額に向けた思惑から、防衛省との取引額で群を抜く同社株への追い風が意識され、株価上昇に弾みがついていた。しかし前日は、防衛費増額の旗振り役であった島田和久防衛事務次官の退任が明らかとなったことがネガティブサプライズとなり、売りに拍車がかかった。きょうは突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが株価を押し上げている。もっとも前場に4900円台に買われた後は上値が重く、目先は4800円台に押し戻され3%弱の上昇にとどまっている。
出所:MINKABU PRESS
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