ファナックは反発、国内大手証券は「3」へ引き下げ
ファナック<6954>は反発。この日発表された7月の財新・中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことなども好感された。ただ、大和証券は31日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げるなど慎重な見方も出ている。目標株価は2万6000円から2万5000円に見直した。「今期はスマホ関連産業向けのロボドリル需要もあり2ケタの増収増益見込みだが、来期は1ケタへの鈍化が想定されること」や「アジアにおけるNC装置の競争激化やロボット事業での小型比率上昇、設備投資による固定費負担増により収益性の改善は限定的とみられること」、それに「産業用IoTのプラットフォーム『FIELD system』に対する期待値低下」などを格下げの理由に挙げている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)