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6864 エヌエフHD

東証S
1,183円
前日比
-8
-0.67%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
26.4 0.66 2.70
時価総額 83.6億円
比較される銘柄
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芝浦
決算発表予定日

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<動意株・22日>(大引け)=エヌエフHD、藤田観、QPS研究所など

 エヌエフホールディングス<6864>=大幅続伸で新値追い。同社は増幅器の出力の一部をフィードバック素子を経由してマイナス転換し入力端子に戻すというNF制御技術を駆使し、電子計測機器の製造を手掛けるニッチトップ。その独自技術に定評があり、次世代コンピューティングの最右翼である量子コンピューター分野では量子デバイスの制御や信号検出などの研究で同社の信号処理技術が貢献している。また、水素製造用電源で高実績を持ち脱炭素のテーマに乗るほか、半導体検査装置など製造装置向けに高精度の計測制御デバイスを提供する。足もとの業績も好調であり、24年3月期は営業利益が前期比37%増の6億4000万円と大幅な伸びを見込むが、上期時点で4億4900万円(前年同期比4.8倍)に達しており、一段の上振れが濃厚とみられる。

 藤田観光<9722>=上げ足強め年初来高値に急接近。21日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を620億円から643億円(前期比47.0%増)へ、営業利益を48億円から63億円(前期40億4800万円の赤字)へ、最終利益を59億円から70億円(同57億8900万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。訪日外国人数の増加に伴い、グループの主要顧客であるインバウンド市場で需要の回復が継続しており、各事業で主に宿泊部門の業績が想定以上に推移しているという。

 QPS研究所<5595>=大幅続伸。午前11時ごろ、東京海上日動火災保険(東京都千代田区)と衛星データを活用したサービス開発に向けて協業を開始したと発表。今回の協業は、東京海上日動のリスクマネジメント・デジタルプラットフォーム「TM Station Portal」内のリスク管理情報機能「TM-GRS」におけるサービスを開発するのが狙い。「TM-GRS」は地図上に契約者の国内外の拠点を表示し、拠点ごとの契約情報を確認することができる機能で、QPS研究所が今後打ち上げを予定している小型SAR衛星の商用機から取得したデータを提供することで、東京海上日動の顧客企業のグローバル展開やリスクマネジメントの高度化に貢献するという。

 AIメカテック<6227>=急反発しストップ高。21日の取引終了後、海外大手半導体関連メーカーからウエハーハンドリングシステムの大口受注を獲得したと発表したことが好感されている。受注金額は約28億円で、25年6月期に売り上げ計上を予定する。なお、同件による24年6月期業績への影響はないとしている。

 コラボス<3908>=急速人気でストップ高。同社は21日取引終了後、独自の人工知能(AI)マーケティングシステム「UZ(ウズ)」の提供を開始したと発表しており、これが材料視されているようだ。このシステムは、コールセンターの通話録音データとして蓄積されるVOC(顧客の声)から顧客ニーズを可視化するとともに、顧客の興味・関心をAIで解析し、高い訴求効果が見込める「興味関心キーワード」を抽出。チャットGPTと連携させることで、抽出した「興味関心キーワード」をもとに、簡単にさまざまな例文が作成可能になり、効果的なVOC分析やマーケティング施策が実施できるという。

 アサカ理研<5724>=ストップ高。同社は21日の取引終了後、トヨタ自動車<7203>とパナソニック ホールディングス<6752>の合弁会社で車載用電池の開発・製造・販売などを手掛けるプライムプラネットエナジー&ソリューションズとの間で、リチウムイオン二次電池のリサイクル技術を活用し資源を回収することを目的とした共同開発契約を締結したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。リチウムイオン二次電池の工場発生端材及び廃リチウムイオン二次電池を原料としたリサイクルプロセスを共同で開発。二酸化炭素排出量の削減につなげる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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