貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6758 ソニーグループ

東証P
13,045円
前日比
+30
+0.23%
PTS
13,061円
14:43 05/17
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.2 2.10 0.77 37.15
時価総額 162,882億円
比較される銘柄
パナHD, 
任天堂, 
シャープ

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富田隆弥の【CHART CLUB】 「カギ握る参院選後の主力ハイテク株」


◆「底打ち反転」といえば投資家にとって望ましい信号だが、それが株価でなく新型コロナウイルスの感染者数だとしたら全ての人にとって望ましいものではなくなる。東京都の感染者数(1日あたり)が7月7日に8500人を突破した。6月13日の960人をボトムに増加傾向を辿り、そのグラフは逆三尊(三点底)を形成しているかにみえる。

◆感染第7波に突入した可能性は高く、今度のオミクロン変異株は「BA・5型」が主流とされる。感染力は強いものの「従来のオミクロン株と同様に重症化はしにくい」との声も聞かれるが、だからといって軽視してよいものではない。

◆行動規制の解除でようやく人々は動き出し、旅行や小売り業界などに復調の兆しが出ていた。夏休みに向けて「さあ、これから」というタイミングでの感染増加であるから、日本経済の出鼻をくじき、また冷やさないかが懸念される。

◆さて、日経平均株価は2万6000円台でのもみ合いが続く。日足チャートは75日移動平均線(7日時点2万6958円)や6月28日の戻り高値(2万7062円)のまだ下にあり、軟調な地合いを継続中と言える。

◆6月第5週の投資部門別売買動向(6月27日-7月1日)を見ると、外国人投資家や証券自己売買部門の売りに対し、信託銀行(年金)の買いという構図が見られる。7月10日投開票の参院選を意識して年金資金が支えているとの見方もできるが、いずれにせよチャート的には参院選を終えて2万7000円近辺の節を突破できるかがポイントになる。

◆夏休みの時期でもあり、8月半ばまでは様子見のスタンスを考えている。ただし、高値期日を明けた主力ハイテク株が、日経平均株価の浮上のカギを握っていると言えるだろう。例えば日本電産 <6594> [東証P]、ソニーグループ <6758> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など。チャートは調整十分で、いつリバウンドに動いてもおかしくはなく、しっかりとマークしておきたい。

(7月7日 記、毎週土曜日に更新)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

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