シライ電子急反発、ストップ高連発後の調整一巡で投資マネー再流入

　シライ電子工業<6658>が４日ぶり急反発、前週２２日と２３日に連日のストップ高に買われたあと、目先筋の利益確定売りに押し目を形成したが下値では買いが厚く下げ幅も小幅にとどまっている。きょうは急勾配の５日移動平均線を足場に再上昇、４７円高の５６４円まで上値を伸ばした。同社はプリント配線板メーカーでトヨタグループのデンソー<6902>を主要販売先とするなど自動車向けで強みを発揮、世界的なＥＶ普及など自動車のエレクトロニクス化の流れを追い風としている。また直近の買い材料は、配線まで目に見えない透明フレキシブル基板の開発に成功したことで、これがディスプレー業界向けなどに高い需要が見込まれるものとしてマーケットの視線が集中した。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2018年08月29日 09時50分