ヤーマン---ホームエステ機器の直販・家電量販店向けが好調推移、17年4月期も増収増益を見込む
ヤーマン<6630>は、ホームエステ機器などを展開。インフォマーシャルやWEBなどを通じた直販事業、家電量販店などへの店販卸売事業、地上波でのTVショッピング等の通販卸売事業と幅広い販売チャネルを確保し、それぞれの特性を活かした販売戦略を展開している。
2016年4月期の連結業績は、売上高で163.10億円(前期比22.1%増)、営業利益で10.28億円(同58.8%増)、経常利益で10.02億円(同94.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5.91億円(同89.7%増)と大幅な増収増益で着地。直販部門が好調に推移したことに加え、店販部門が大手家電量販店向け卸売事業において大型の新規導入を獲得したことや、好調なインバウンド需要に下支えされたことなどが売上高の伸長をけん引。コスト削減や在庫圧縮などに注力したことも奏功し、大幅な増益となった。
2017年4月期の業績予想については、売上高171.01億円(前期比4.8%増)、営業利益12.01億円(同16.8%増)、経常利益11.79億円(同17.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7.33億円(同23.9%増)と引き続き増収増益を見込む。
中国本土や米国での海外展開やブランドイメージの向上、プロフェッショナルブランドの販路拡大にも積極的に経営資源を投下し、足元の体質強化を図っている。
《TN》
提供:フィスコ