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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6629 テクノホライゾン

東証S
550円
前日比
+13
+2.42%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.4 0.80 1.82 8.08
時価総額 116億円
比較される銘柄
OKI, 
JVCケンウ, 
ザイン
決算発表予定日

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<動意株・14日>(大引け)=アルトナー、Tホライゾン、サカタタネなど

 アルトナー<2163>=マドを開けて上放れ。1月5日につけた年初来高値939円のクリアを視界に入れている。機械・電子機器設計やソフトウェア開発など技術者派遣の先駆で、近年は電気自動車(EV)や自動運転といった次世代自動車産業の需要獲得を視野に人員も強化している。人材サービス業界の勝ち組として成長路線を走っており、22年1月期の14%営業増益に続き、23年1月期も14%増益を見込んでいるが、これで9期連続の増益となる。また、配当性向50%以上にすることを掲げるなど株主還元に極めて積極的な点も注目されているもようだ。

 テクノホライゾン<6629>=大きく切り返しフシ目の600円台回復。同社はFA・光学機器の製造販売を手掛けるが、レンズ技術を応用した監視カメラやドライブレコーダーなどの高い商品開発力を強みとしている。ロボティクスや医療など対象とするビジネスエリアは広いが、次世代成長市場として注目度が高い自動運転分野での活躍に期待が大きい。自動車向けソリューションでは画像圧縮技術とレンズ・プロジェクター技術を駆使した車載機器を自社ブランドで展開しており、今後の収益機会拡大に向けた思惑が募る。19年3月期以降はトップラインの伸びが加速、利益面でも23年3月期は営業利益が前期比2.2倍の15億円予想と急回復見通しにある。株価指標面からのアプローチではPER、PBR、配当利回りいずれも割安感が強い。

 サカタのタネ<1377>=一気に年初来高値更新。13日の取引終了後に発表した22年5月期の連結営業利益は111億8100万円と従来予想の100億円を上回って着地。併せて、配当を従来予想の38円から45円(前の期は38円)に引き上げており、これが好材料視されているようだ。前期から収益認識に関する会計基準を適用しており単純比較できないが、旧基準で比較すると前期の営業利益は112億2400万円となり、前の期比15.4%の増益だった。海外卸売事業で新型コロナウイルス感染症やウクライナ問題などを背景とする物流の混乱を回避するために前倒し需要が引き続き発生したほか、為替の円安進行もプラスに働いた。併せて発表した23年5月期の営業利益は前期比1.1%増の113億円に伸び、配当は前期比5円増の50円に増配する方針としている。

 サンバイオ<4592>=大幅高で5日続伸。同社は中枢神経系疾患領域の再生細胞薬の開発を手掛けるバイオベンチャーで、現在臨床試験を進めている慢性期外傷性脳損傷を対象とした再生細胞薬「SB623」の上市に期待がかかっている。株式需給面では13日引け後に、3月4日に発行した新株予約権について今月11日から13日までに大量行使(7500個)し、行使が終了したことを発表、これに伴い上値が軽くなったとの見方で物色人気が加速する格好となった。

 スタジオアタオ<3550>=商い伴い急動意。13日の取引終了後に発表した23年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算で連結経常利益が前年同期比4.9倍の9900万円に急拡大しており、これを好感する買いが入っている。売上高は同16.7%増の12億2000万円だった。店舗販売で新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響が緩和したことに加え、インターネット販売では収益認識会計基準の適用などの影響がプラスに働いたようだ。また、販売促進費のコントロールも利益拡大につながったとしている。

 ブロードメディア<4347>=大幅高で新値街道。コンテンツ配信事業者で、配信やセキュリティー対策などの技術面で強みを持つ。また、eスポーツ市場の拡大を視野にクラウドゲーム事業の育成にも力を入れている。業績は急成長途上で、22年3月期営業利益は前の期比83%増の8億7600万円と急増、続く23年3月期も前期比14%増の10億円予想と16期ぶりの10億円台乗せが見込まれている。低PERで割安感があるうえ、ROEが30%を超えるハイクオリティー銘柄である点も注目される。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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