エラン Research Memo(15):2017年12月期も増配予想
■エラン<6099>の株主還元策
利益配分については、株主に対する適正な利益還元を経営の重要課題として認識しており、内部留保の状況、各事業年度における利益水準、次期以降の業績及び資金需要に関する見通し等を総合的に勘案した上で、株主への利益配当を実施することを基本方針としている。
2016年12月期の配当は年間12円(期末一括=普通配当12円)とした。2015年12月期の年間6円(期末一括=普通配当3円+記念配当3円)に比べて6円増配である。配当性向は17.6%(2015年12月期の配当性向は12.1%)である。
2017年12月期の配当予想は年間16円(期末一括=普通配当16円)としている。2016年12月期の年間12円に比べて4円増配である。予想配当性向は23.5%となる。
なお配当性向については順次引き上げて、中長期的には30%を目標にしたいとしている。収益の拡大とともに利益還元の充実も期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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提供:フィスコ