貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6098 リクルート

東証P
7,037円
前日比
-12
-0.17%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.6 5.56 0.33 1.76
時価総額 116,099億円
決算発表予定日

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ココナラ Research Memo(2):個人のスキルなどを商品化し、オンライン販売する「ココナラ」の開発・運営企業


■会社概要

1. 会社沿革
ココナラ<4176>は2012年1月に現 取締役会長の南 章行(みなみ あきゆき)氏が、個人をエンパワーメントするためのサービスを提供する目的で設立した。南氏は金融業界に従事する傍らで、個人のスキルをボランティア活動に生かすためのNPO法人の立ち上げに参画した経験から、これをビジネスとして展開していくことを決意して起業した。

2012年7月に、CtoCのマッチング型プラットフォーム「ココナラ」をリリースした。当初は「占い」などの相談・プライベート系が大半を占めていたが、徐々にWebサイト制作やWebデザインなど制作・ビジネス系のカテゴリが増え始め、現在では多岐にわたるスキルサービスが出品されている。2016年には新サービスとして弁護士と相談者をつなぐマッチング型プラットフォーム「ココナラ法律相談」をリリースした。2022年1月にベンチャー投資を行うココナラスキルパートナーズを子会社として設立し、2022年8月期から連結決算を開始した。直近では2023年1月に、ITフリーランス向け業務委託案件の紹介サービス「ココナラエージェント」をリリースした。

経営体制は、会長の南氏と現 代表取締役社長CEOの鈴木 歩(すずき あゆむ)氏の2名が中心となって会社をけん引している。鈴木氏は、リクルートホールディングス<6098>出身で2016年に同社にCOOとして参画し、その後の事業戦略などを立案・指揮してきた人物で、2020年9月に代表取締役社長CEOに就任した。現在は、南氏が会社のコーポレート側を担当し、鈴木氏がビジネス側の意思決定を行っている。また、ココナラスキルパートナーズについては、南氏が金融業界で培ってきた経験やネットワークを生かして陣頭指揮を執っている。

なお同社は、ビジョンとして「一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる」、ミッションとして「個人の知識・スキル・経験を可視化し、必要とする全ての人に結びつけ、個人をエンパワーメントするプラットフォームを提供する」を掲げている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《AS》

 提供:フィスコ

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