動物高度医療 Research Memo（6）：2019年3月期は東京病院の通期寄与などで大幅増収増益予想

■今後の見通し

日本動物高度医療センター<6039>の2019年3月期連結業績予想は、売上高が前期比13.3%増の2,560百万円、営業利益が同25.0%増の350百万円、経常利益が同32.8%増の350百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.0%増の285百万円としている。

売上面では2018年1月開業した東京病院が通期寄与する。東京病院開業に伴う首都圏東部・北部からの紹介受入強化、地域の一次診療施設との連携強化などで、初診件数は前期比22%増の目標としている。なお東京病院が首都圏東部・北部からの紹介をカバーすることになるため、これまで首都圏全域をカバーしていた川崎本院の売上構成比が低下する。

利益面では、増収効果に加えて、2018年3月期に発生した一時的コストの一巡も寄与する。東京病院開業に伴う減価償却費の増加などを吸収して大幅増収増益予想である。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　水田　雅展）

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