早稲田アカデミー---塾生数が順調に増加し、通期増収増益予想を順調に進捗

早稲田アカデミー<4718>は30日、2018年3月期第2四半期（2017年4～9月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.7%増の106.65億円、営業利益が同8.5%減の4.28億円、経常利益が同9.6%減の4.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.7%減の2.34億円となった。

今春の入試における合格実績の伸長と、新たな顧客層開拓に向けた広告宣伝活動の成果により、新規問い合わせ者数が大幅に増加し平均塾生数は小、中、高校部いずれにおいても前年同期を上回る結果となり、増収となった。

他方、利益については、中長期の業容拡大に向けた組織再編に伴う人員増などにより労務費が増加したことや、新基幹システム稼働に伴い支払手数料が増加したこと等が要因となり減益となったが、期首の業績予想値に比しては、営業利益が20.7%、経常利益が19.0%をそれぞれ上回った。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比5.3%増の217.87億円、営業利益が同9.1%増の11.65億円、経常利益が同8.0%増の11.61億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.4%増の7.23億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ