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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4687 TDCソフト

東証P
1,166円
前日比
-22
-1.85%
PTS
1,193円
20:17 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.8 2.97 2.06 3.61
時価総額 586億円
比較される銘柄
DIT, 
NESIC, 
野村総研
決算発表予定日

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TDCソフト Research Memo(3):主力事業はアプリケーション開発分野(金融)で安定的な収益源に


■TDCソフト<4687>の事業概要

同社グループは、アプリケーション開発分野(金融)、アプリケーション開発分野(法人)、ソリューション分野(インフラ・ネットワーク)、ソリューション分野(パッケージ等)の4つの事業を展開している。主力事業はアプリケーション開発分野(金融)で、売上高の54.0%を占めており、安定的な収益源となっている。

1. アプリケーション開発分野(金融)
アプリケーション開発分野(金融)では、銀行、クレジット、保険など金融業向けの業務アプリケーション開発と運用を行っており、同社の売上高の54.0%を占める主力事業となっている。銀行向けには、勘定系業務から情報系、インフラ/基盤の運用維持までサポート豊富な業務ノウハウと最新技術のシナジー効果により高品質なバンキングシステムを提供している。クレジット向けとしては、大規模かつ複雑化するクレジット業務システムにおいて、蓄積した豊富な業務ノウハウ・先端技術によりクレジット業務サイクル全般にわたるコンサルティングから運用保守まで一貫したサポートと最適なソリューションを提供している。また保険分野では、長年、損保・生保システムに携わってきた実績から、戦略的なビジネス展開を可能とする業務システムと即時性・拡張性・利便性に優れたシステムを提供している。特に損保業務システム分野の実績は豊富で、多種目にわたる業務ノウハウを保有している。

2. アプリケーション開発分野(法人)
アプリケーション開発分野(法人)では、流通業、製造業、サービス業や公共向けに業務アプリケーション開発の提供を行っている。流通業・製造業では、営業支援から販売、物流まで基幹業務を幅広くサポートし、システム化における各種課題の解決に応えている。顧客の多様なシステム化要望に対して、設計、開発、試験、運用・保守に至るまで、ワンストップでサービスを提供している。また、エネルギー分野においては、基幹系・情報系のシステム構築に関して、幅広くSIサービスを提供している。これまでに培った実績と技術力により、システム構築の企画・設計から運用・保守に至るまで、ワンストップでサービスを提供している。その他、情報サービス分野では、認証基盤システムなどのアプリケーション基盤の開発から維持・管理、インフラ構築、運用・保守に至るまで、多様化するニーズに応えている。

3. ソリューション分野(インフラ・ネットワーク)
ソリューション分野(インフラ・ネットワーク)はITインフラの環境設計、構築、運用支援、ネットワーク製品開発、ネットワークインテグレーションなどの提供を行っている。クラウドサービスや仮想化技術によるグリーンITの実現や、レガシー資産の活用など、変わり続けるビジネスが求める最新のITインフラソリューションをベンダーやキャリアを問わず提供している。ITインフラ構築については上流工程から維持・管理、運用・保守までワンストップで対応可能であり、各種OS、DBをはじめ、多くのプロダクトで対応実績が豊富である。

4. ソリューション分野(パッケージ等)
ソリューション分野(パッケージ等)は自社開発のクラウドアプリケーションやPaaS型クラウドサービス「Trustpro」の提供、BI/DWH、ERP/CRMに関連するソリューションの提供を行っている。

「TrustPro」は、Webベースでアプリケーション構築可能なプラットフォームを顧客単位で提供する。WebAPIを利用することで、顧客のネットワーク内にある基幹システムやERPシステムと連動させることが可能である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)

《SF》

 提供:フィスコ

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