信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

4650 SDエンターテイメント

東証S
294円
前日比
0
0.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.5 1.94
時価総額 26.5億円
比較される銘柄
RIZAP, 
ランシステム, 
東祥

銘柄ニュース

戻る
 

SDエンター Research Memo(10):2017年3月期は公約配当性向30%を厳格に適用して復配


 

■株主還元策

SDエンターテイメント<4650>の株主還元策は、配当金を基本としつつ、消費者向け事業を行っている点を生かして、株主優待を組み合わせたものとなっている。配当金の額については、公約配当性向30%を公表している。

2017年3月期について同社は、前期の無配から復配し、1円の配当を行うことを決定している。前述のように同社は公約配当を30%としており、当期純利益が計上できればその公約を忠実に実行するというスタンスだ。株主重視の経営姿勢や、無配と復配とでは世評が大きく異なるといった事情への配慮なども配当の実施を後押ししたものと弊社ではみている。

2018年3月期については6.70円の配当予想を公表している。予想1株当たり当期純利益は22.77円となっており、これと公約配当30%から導かれた配当予想ということだ。同社の基本方針は公約配当を忠実に順守した配当を行うことであるため、実際の利益変動によって配当金も変動してくる点に注意が必要だ。

同社の株主優待制度は、最低取引単位である100株の保有から権利が得られるほか、権利確定を年2回(3月末、9月末)としており、より株主優待を得られやすいよう工夫されている。内容は、株主優待券(映画・ボウリング招待券)またはRIZAPグループの商品で、100株保有株主の場合、1回につき株主優待券4枚または3,000円相当のRIZAPグループ商品となっている。1年間の保有期間であればその倍となる。映画・ボウリングファンで同社施設が利用可能な人にとっては株主優待券の実質的な優待利回りも魅力的と言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均