窪田製薬HDが3日ぶりに急反発、2日連続ストップ安後のリバウンド狙いも
窪田製薬ホールディングス<4596>が3日ぶりに急反発。前日まで2日連続ストップ安を演じていたが、この日はリバウンド狙いも視野に入れた短期筋の買いが流入している様子だ。12日取引終了後、同社は「エミクススタト塩酸塩」のスターガルト病を適応症とした第3相臨床試験において、主要項目でエミクススタト投与群のプラセボ(偽薬)投与群に対する優位性を達成しなかったと発表した。これを受け、同社株は15日、16日と大量の売りを浴びた。ただ、東証は16日取引終了後に値幅制限の拡大を発表。17日の取引は制限値幅を下限は200円、上限は通常通り50円とした。具体的には、基準価格149円に対しストップ高は199円、ストップ安は1円に設定された。この値幅制限の拡大もあり、この日の株価は反発に転じ一時前日比約29%高の192円まで上昇する場面があった。ただ、短期的売買の色彩は濃く、株価は当面値の荒い展開が続くとみられている。
出所:MINKABU PRESS
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