メルカリ---大幅反落、トップダウン成長見通しにはインパクト限定的

メルカリ<4385>は大幅反落。前日に22年6月期の決算を発表、営業損益は37億円の赤字だが、4-6月期は10億円の黒字に転換、会社計画2億円を上回った。ただ、市場の注目度が高いとされる流通取引増額は、メルカリJPの4-6月が前年同期比5.0％増、メルカリUSは同11.6％減となり、計画線にとどまっているもよう。23年6月期の流通取引総額はそれぞれ、10-15％増、0-10％増としているが、ややトップダウン成長の鈍化と受けとめる動きが先行。
《ST》

　提供：フィスコ