TYO Research Memo(9):前期比で同額となる1株当たり年5円の配当を決定
■株主還元
ティー・ワイ・オー<4358>は、中期経営計画の中で、財務基盤が強化されてきたことを理由として、企業の所有者たる株主への還元を重視する方針を打ち出しており、配当性向25%以上を目標に掲げている。2016年7月期は、特殊要因(役員退職慰労金制度の廃止に伴う引当金等)を含めて最終減益となったものの、前期比で同額となる1株当たり年5円の配当(配当性向60.4%)を決定した。
今期(2016年12月期)は、経営統合に伴う5ヶ月間の変則決算となることから現時点で業績予想の開示はないが、1株当たり2円の期末配当を予定している。
経営総合後の株主還元の具体的な方針については、まだ公表されていない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《HN》
提供:フィスコ