貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4346 NEXYZ.Group

東証S
618円
前日比
-21
-3.29%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.4 5.55 3.24 407
時価総額 83.3億円
比較される銘柄
ウェッジHD, 
Casa, 
日本モゲジS
決算発表予定日

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ネクシィーズG Research Memo(3):LED以外の商材の比率が25%超え、業務用空調は前年同期比約5倍の成長


■成長戦略・トピックス

1. ネクシィーズ・ゼロシリーズの商材拡大
LED照明で始まったネクシィーズグループ<4346>の初期投資オール0円で導入できるレンタルサービス「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」はLED照明も伸びているものの、LED以外の商材(冷蔵庫、空調など)の成長が上回り、構成比で25.3%(2018年9月期第2四半期、前年同期は16.7%)に達した。特に伸びが大きいのが業務用空調設備であり、約5倍の伸びを記録した。空調は店舗の電力消費の約46%(飲食店の夏季ピークにおける電力消費比率、資源エネルギー庁推計)を占め省エネを行う上で重要な設備。同社では冷蔵庫などの厨房機器等を含めてほぼ100%の電気を使う設備をレンタルサービスでカバーする。その他の商材は、顧客の要望から広がってきた経緯がありニーズは堅い。また契約の50%が導入店舗からの紹介経由であるという実態からも満足度の高さがうかがわれる。顧客数の増加と商材の拡大の2軸での成長はしばらく続きそうだ。


TVCM が奏功し3Dスマホクレーンゲーム「神の手」が180万DL超え、海外展開は台湾・タイから本格始動
2. 3Dスマホクレーンゲーム「神の手」の成長、海外展開
ブランジスタの子会社(株)ブランジスタゲームが2016年6月にリリースした「神の手」は、秋元康(あきもとやすし)氏が総合プロデューサーを務める、スマートフォンで行う3Dクレーンゲームである。プレミアム景品や様々なコラボ景品を獲得するとユーザーの自宅に届くという、世界初(特許出願中)の遊び体験を提供する。2017年から2018年の年末年始と2018年3月に初のテレビCMを実施し、お笑いタレントの出川哲朗、女性アイドルグループ乃木坂46の白石麻衣を起用したユーモラスなCMは大好評となった。結果として、2017年12月時点の60万ダウンロードから2018年3月末時点では180万ダウンロードとなり、約3倍に飛躍した。

収入モデルは、ユーザー課金モデルと広告モデルの2種類。ユーザー課金モデルの場合には、希少な“神景品”を目当てにユーザーは1プレイ約100 円からゲームにチャレンジできる。バーチャルで遊び、リアルで景品を獲得して楽しむという新しいタイプの体験を提供している。特にアイドル関連の商品やサービスに強みがあり、ここでしか手に入らない企画が断続的に提供される。広告モデルに関しては、クライアントのニーズに応じた企業PRプランと店舗集客プランからなり、これまでに日清食品ホールディングス<2897>グループやRIZAPグループ<2928>とのタイアップ企画などが数多く実現している。

以前から「世界をつかむ」という海外展開の構想が打ち出されていたが、台湾とタイで本格始動されることが決まった。両国は、クレーンゲームの普及度、日本のアイドル文化の浸透度、物流網の整備などの基準で選定された。年内にも「神の手」をリリースする予定で準備を進める。日本初のコンテンツがどのような形で世界に受け入れられるか、その試金石となる台湾とタイでの動向に注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《TN》

 提供:フィスコ

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