信用
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4308 Jストリーム

東証G
376円
前日比
-3
-0.79%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
25.6 0.90 3.72
時価総額 106億円
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Jストリーム Research Memo(2):企業向けに動画ソリューションを幅広く提供


■事業内容

1. 会社概要
Jストリーム<4308>は、企業向けに動画ソリューション事業を幅広く展開し、インターネットで動画を配信するための各種ソフトウェアやネットワーク、様々なノウハウを提供している。その基盤となっているのが、自社開発した、動画配信に必要な機能を装備する動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」と大量のアクセスにも対応可能なCDN※「J-Stream CDNext」である。同社の商品・サービスを導入すれば、顧客企業は自社制作した動画を、どのようなデバイスにもどのような環境下でも高速かつ安定して大量に配信することができる。また同社は、動画などのコンテンツ制作や一般企業には難しいライブ配信も行っており、そうしたコンテンツを配信するためのWebサイトやシステムの制作・開発・運用も行っている。

※CDN (Content Delivery Network):動画などのコンテンツをインターネット経由で効率よく配信するために最適化された分散型ネットワークのこと。サーバーを分散することで大量のアクセスに耐えることができる。


ISDN※が先進的とされていた1997年、同社は、世界で初めてインターネットを利用したストリーミングによる動画や音楽の配信を行うことを目的に、トランスコスモス<9715>、国際電信電話(株)(現 KDDI<9433>)、(株)NTTPCコミュニケーションズ、米Progressive Networks, Inc.(現 RealNetworks<RNWK>)の出資により、「リアル・ストリーム株式会社」として設立された。その後、Webや動画の制作、システム開発といった新たなサービスを追加して利便性を高めるとともに、動画配信のパイオニアとして常に最新の技術を取り入れ、最先端のソリューションを提供できる体制を作り上げてきた。現在、あらゆるデバイスがインターネットを通じて高速でつながり、さらに5GやVR・ARなどの最新技術が加速度的に進化・普及するなど、インターネット環境の進化が社会構造に与える影響は大きい。そうした技術進化にコロナ禍が重なって動画配信市場は急拡大したが、同社は、今後も最先端の動画ソリューションを提供し続けることで、「顧客の成果」に最大限コミットしていく考えである。

※ISDN (Integrated Services Digital Network):統合デジタル通信網。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《EY》

 提供:フィスコ

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