信用
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4080 田中化学研究所

東証S
958円
前日比
-2
-0.21%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.6 1.90 0.42
時価総額 312億円
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決算発表予定日

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<動意株・31日>(大引け)=まんだらけ、バイタルKS、ADプラズマなど

 まんだらけ<2652>=動兆しきり。8月末につけた年初来高値678円をクリアし新高値に躍り出た。出来高増勢のなか株価にウネリが出てきた。漫画専門の古本を取り扱うほか、アニメの原画やフィギュアなども手掛けるが、インバウンド需要などが見込めるなか、他社と一線を画す同社の商品鑑定力にもスポットが当たっている。足もとの売り上げも好調に推移、前週末28日取引終了後に発表した9月の売上高は前年同月比19.1%増と6カ月連続で前年実績を上回っており、株価の刺激材料となっている。

 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>=急速人気化でストップ高。医療用医薬品の卸売を手掛ける。足もとの業績はコストを意識した価格交渉面で利益採算が改善、インフルエンザワクチンを中心とした各種ワクチンの販売及び新型コロナウイルス関連の医療機器や検査試薬などの販売が好調で収益に貢献した。28日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の45億円から47億円(前期比1.5%減)に上方修正したが、これに加えて年間配当を従来計画の24円から39円(前期実績は26円)に大幅増額したことがサプライズとなった。配当利回りは時価換算で5.2%と高い。

 アドテック プラズマ テクノロジー<6668>=急反発で水準訂正の動き。14%近い上昇で1500円台後半まで水準を切り上げている。ロジック、メモリーのほかパワー半導体向けプラズマ用高周波電源装置にほぼ特化しているが、高い商品競争力でグローバルニッチ銘柄として存在感を示している。業績は高成長路線に磨きがかかっており、22年8月期は営業利益が前の期比2.5倍の27億3500万円と変貌したが、続く23年8月期も前期比13%増の31億円予想と2ケタ成長を維持する見込み。ポイントとなっているのは、高成長トレンドにあるにもかかわらず、PER5倍台と極めて割安水準に放置されている。

 santec<6777>=9月12日につけた年初来高値3050円にツラ合わせ。波長可変レーザーをはじめとする光測定器や、光パワーモニター、光フィルターなど光関連部品を世界的に展開しており、高速通信規格5Gの普及期に成長を加速させた。また、同社が製造する光学断層測定器は半導体シリコンウエハーの製造過程における必須アイテムのひとつとして需要を獲得している。23年3月期は売上高が120億円(前期比35%増)、営業利益は21億円(同28%増)を見込んでいる。なお、今期売上高予想については大幅に過去最高更新の見通し。

 田中化学研究所<4080>=続急伸。前週末28日の取引終了後、23年3月期の単独業績予想について、営業損益を6億円の赤字から16億円の黒字(前期比93.9%増)へ、最終損益を7億円の赤字から10億円の黒字(同36.6%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高は700億円から600億円(同48.0%増)へ下方修正したが、同社製品の主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場が第1四半期にかけて上昇したのち、第2四半期にかけては下落基調で推移し、上期の利益面で大幅な増加要因となったことが要因。また、期末にかけて相場関連損益が更に増加する見通しであることに加えて、為替が想定よりも円安で推移していることなども寄与する。

 タカトリ<6338>=上昇急加速でストップ高。前週末取引時間中に一時10%を超える上昇で3730円まで駆け上がり上場来高値を更新したが、きょうもその余勢を駆って上値追い態勢を強めている。28日取引終了後、22年9月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の5億3000万円から13億5100万円(前の期比3.5倍)に大幅増額しており、これを手掛かりに投資資金の攻勢が加速している。抜群の商品競争力を誇るパワー半導体向けSiC材料切断加工装置などの受注が好調で全体業績を押し上げている。04年9月期以来約18年ぶりの過去最高利益を一気に更新する見通しとなった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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