スキヤキは反落、第１四半期営業利益黒字転換も材料出尽くし感

　ＳＫＩＹＡＫＩ<3995>が反落している。１３日の取引終了後に発表した第１四半期（２～４月）連結決算は、売上高５億３５００万円（前年同期比１８．０％減）、営業利益４２００万円（前年同期２３００万円の赤字）、純利益６７００万円（前年同期比４４．８％増）と営業損益が黒字転換したものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

　フロー収益の大半を占めるＥＣ売上高が、コロナ禍におけるＥＣ特需の反動減で減少した影響で全体としては減収となった。ただ、ストック収益が好調に推移したことに加えて、グループ全体で固定費削減に取り組んだことや、欠損金の繰越控除などで法人税などが減少したことが寄与した。

　なお、２３年１月期通期業績予想は、売上高２４億５５００万円（前期比５．０％増）、営業利益１億４０００万円（同４５．１％増）、純利益１億６００万円（同１２．９％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS