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3968 セグエグループ

東証P
522円
前日比
+5
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.5 4.22 2.11 7.76
時価総額 178億円
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決算発表予定日

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セグエ Research Memo(6):2023年12月期業績予想は、下期に投資費用を見込み、期初計画を維持


■今後の見通し

● 2023年12月期の業績見通し
セグエグループ<3968>は、2023年12月期の連結業績については、売上高15,700百万円(前期比15.2%増)、営業利益1,000百万円(同10.3%増)、経常利益1,000百万円(同4.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益679百万円(同8.6%減)を見込んでいる。経常利益の減益予想は、前期の為替差益197百万円を見込まないためである。また親会社株主に帰属する当期純利益の減益予想は、経常利益の減益に加えて前期の投資有価証券売却益188百万円を見込まないためである。

同社では、投資を続けながらセキュリティ、インフラ製品及び関連サービスの販売を推進し、中期目標2年目想定値を上回る計画を策定している。第2四半期累計業績の通期業績予想に対する進捗率は、売上高及び各利益項目ともに60%前後と順調に推移しているものの、上期に予定していた投資が、慎重な検討により遅延が発生したことで、下期にこれらの費用を見込むため、同社では2023年2月公表の期初予想を維持している。ただ、同社の業績は従来から下期偏重の傾向が強いことから、通期予想は十分に達成可能と弊社では見ている。

ビジネス別計画では、VADビジネスは、セキュリティ及びDXインフラ製品、新規取り扱い製品も含み、売上高77.6億円(前期比22.6%増)を計画する。一部納期の正常化も期待し、また為替が安定すると予想して、売上総利益19.4億円(同49.6%増)と、売上総利益率の回復を見込む。システムインテグレーションビジネスは、サービス提供の拡大、技術者の採用と育成を加速させながら、売上高68.2億円(同10.0%増)、売上総利益14.9億円(同5.7%増)と増収増益を狙う。自社開発ビジネスは、RevoWorksクラウドバージョンへのシフトに伴い、売上の一括計上ではなく月額代金制(サブスク収益)が増える一方、コストが先行することから、売上高11.1億円(同2.3%増)、売上総利益6.7億円(同19.7%減)と、一時的に売上総利益率の低下を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《SO》

 提供:フィスコ

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