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<動意株・13日>(大引け)=国際チャート、システムサポ、加賀電子など

 国際チャート<3956>=商い膨らませ上値追い態勢鮮明。電力業界向け計測用記録紙などを主力としているが、医療用高品質記録紙でも高い実績を持っている。その対応機器メーカーも、呼吸機能(スパイロ)検査記録紙及び心電図記録紙でフクダ電子<6960>や日本光電<6849>、検体検査記録紙では富士フイルムホールディングス<4901>や栄研化学<4549>などそうそうたる企業が名を連ねており、新型コロナ関連の一角としても物色人気が集まり始めている。また、業績も好調。新規商材の開発や顧客開拓が功を奏しているほか、ナカバヤシグループ各社とのシナジーが発現しており、20年3月期営業利益は前の期比18%増の1億1500万円と高成長を確保、21年3月期も増益基調を維持する見通しで買い安心感がある。

 システムサポート<4396>=後場急伸。午後1時ごろ20年6月期の連結業績予想について、売上高を129億3100万円から132億900万円(前期比12.3%増)へ、営業利益を5億6900万円から7億500万円(同33.1%増)へ、純利益を3億5100万円から4億400万円(同17.1%増)へ上方修正した。クラウドサービス利用支援分野の受注拡大などにより、ソリューション事業が想定よりも堅調に推移したことが要因。また、販管費の圧縮などを図ったことも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年7月~20年3月)決算は、売上高100億1300万円(前期比19.1%増)、営業利益6億9300万円(同50.9%増)、純利益4億300万円(同39.2%増)だった。

 加賀電子<8154>=大幅反発。12日取引終了後、20年3月期の連結経常利益を従来予想の90億円(前の期比14.5%増)から100億円(同27.2%増)に上方修正すると発表。従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せする形となり、これを好材料視する買いが向かった。前期業績の上方修正は2月に続き、2回目となる。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、中国やマレーシアなど海外EMS生産拠点の操業を一時休止したものの、部品調達不足を懸念した顧客からの前倒し受注があったほか、外出自粛を背景に経費支出を抑制したことも奏功し、計画を上回って着地した。また業績好調を踏まえ、前期の年間配当を従来計画の60円から70円に増額修正したことも好感されたようだ。

 アイロムグループ<2372>=3日ぶり反発。医療機関向け臨床支援ビジネスを展開し、子会社のIDファーマを通じて再生医療やゲノム編集分野にも踏み込んでいる。同社が12日取引終了後に発表した20年3月期決算は営業利益が前の期比微減となる12億700万円だったが、21年3月期は前期比8%増の13億円と回復色を鮮明とする見通しにあり、これを手掛かり材料にリバウンド狙いの買いが流入した。

 イグニス<3689>=物色人気集中で一時ストップ高。同社は12日取引終了後、ライブ特化型仮想空間SNS「INSPIX WORLD」の開発パートナーとして、新たにバンダイナムコアーツとバンダイナムコライブクリエイティブの参画が決定したと発表、これを材料視する形で投資マネーが流入した。会社側では現在アップデート開発中の「INSPIX WORLD」の価値向上を目指し、バンダイナムコツアーが持つIP創出のノウハウ、バンダイナムコライブクリエイティブのライブ企画製作力などを加えたシナジーにより、魅力的なエンターテインメントコンテンツ育成を図る方針。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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