アイビーシー<3920>---第3四半期の決算を発表、売上高は9.4%増で堅調に進捗
アイビーシー<3920>は29日、2016年9月期第3四半期の決算を発表。売上高は前年同期比9.4%増の711百万円、営業利益145百万円、経常利益144百万円、四半期純利益88百万円となった。
売上総利益は625百万円で、売上総利益率は87.8%と高水準を維持したが、将来の事業展開のための従業員数増加や上場に伴うIR・PR強化等により販管費が前年同期比で3割弱増加した結果、営業利益以下の各段階利益は前年同期比で減益となった。
第3四半期売上高の業績予想通期の売上高に対する進捗率は62.7%であるが、これは当初計画通り。例年、売上が第2四半期の3月と第4四半期の9月に集中する傾向があるという。
直近では、他社との協業による主力製品「System Answer G2」を中心としたサービス領域の拡大を進める一方、7月22日にはIoT分野におけるソフトウェア・サービスとブロックチェーンに関するソフトウェア・サービスを扱う新会社iBeedを完全子会社化する等、成長分野における取り組みも継続しており、通期業績予想の達成も期待できよう。
《TN》
提供:フィスコ