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キリン堂ホールディングス---1Q営業利益56.6%増、小売事業の粗利益率が改善


キリン堂ホールディングス<3194>は10日、2019年2月期第1四半期(18年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%増の317.95億円、営業利益が同56.6%増の3.99億円、経常利益が同49.5%増の6.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同26.5%増の3.03億円となった。

小売事業の売上高は前年同期比3.3%増の312.65億円、セグメント利益は同25.0%増の4.91億円となった。売上高は、新店寄与により増収となった。セグメント利益は、増収に伴う売上総利益高の増加と、販売促進施策の一部の見直しや、ヘルス&ビューティケア商品のカウンセリング販売に注力したことなどから、粗利益率が改善され増益となった。出退店状況は、ドラッグストア4店舗(内、調剤薬局併設型2店舗)、小型店4店舗(内、調剤薬局2店舗)の計8店舗を出店する一方、調剤薬局2店舗を閉店した。また、同社グループのキリン堂が、2018年4月に地元企業から調剤薬局1店舗の譲受を行った。第1四半期末の同社グループ国内店舗数は、合計366店舗となった。

2019年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.8%増の1,315.00億円、営業利益が同33.2%増の25.80億円、経常利益が同24.4%増の32.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.0%増の14.60億円とする期初計画を据え置いている。

《MH》

 提供:フィスコ

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