イントランス Research Memo(4):大多喜ハーブガーデンが黒字化。BtoB、BtoCの両面でのテコ入れが奏功
■イントランス<3237>の事業概要
3. その他事業
2014年に買収した連結子会社である大多喜ハーブガーデンにて、ハーブガーデンの運営やハーブ関連製品の販売を行う。BtoBにおいては、双日<2768>グループとの販売提携、農業分野への進出を図る阪神電気鉄道(株)と付加価値品の研究開発及び生産の業務提携、順天堂大学との共同研究など様々な取り組みを行ってきており、特に業務用の販路開拓が奏功し、着実に業容が拡大している。BtoCにおいては、2016年4月にレストラン等を「家族みんなで楽しめる施設」をコンセプトに大幅リニューアルし、体験型イベントなどでメディアに取り上げられるようになった。業績としては、2015年3月期から2017年3月期までの間に、売上高は若干下がったが、営業損益は大きな損失から急激な回復をしている。2018年3月期は月次での黒字化が定着しており、通期での黒字転換の見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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提供:フィスコ