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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2418 ツカダGHD

東証S
424円
前日比
-5
-1.17%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.9 0.74 2.36 230
時価総額 208億円
決算発表予定日

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<動意株・1日>(大引け)=博展、フジミインコ、タカトリなど

 博展<2173>=もみ合い上放れ。5月11日につけた年初来高値580円を大きく上回っただけでなく、20年5月下旬につけた617円の高値も2年ぶりに払拭し、中期新波動入りを明示している。同社はディスプレー制作などをはじめ企業や団体のイベント及び販促支援ビジネスを展開している。外国人観光客の入国規制緩和で日本でもリオープン関連株への買いが活発化している。今後、国内企業の経済活動正常化に向けた現実買いの動きが期待され、同社はその関連有力株として頭角を現している。

 フジミインコーポレーテッド<5384>=大幅高で4日続伸。同社は半導体ウエハー用研磨材大手。5月31日取引終了後に、23年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比11.9%増の135億円としたほか、年間配当計画を前期比15円増配の200円としていることが好感されているようだ。売上高は同12.1%増の580億円を見込む。サーバー向けなどを中心に半導体の需要は根強く、これが追い風になるとみている。なお、22年3月期通期の連結決算は売上高が前の期比23.3%増の517億3100万円、営業利益が同57.9%増の120億5900万円で着地。期末配当を従来計画比5円増額の100円とし、中間配85円とあわせた年間配当は185円(前の期は115円)となる。

 タカトリ<6338>=ストップ高。5月31日の取引終了後、パワー半導体向けSiC(炭化ケイ素)材料切断加工装置の大口受注を獲得したと発表しており、これを材料視した買いが膨らんだ。受注先は海外企業で、受注金額は約80億4400万円。売り上げ計上時期は、23年9月期と24年9月期上半期の予定。

 ツカダ・グローバルホールディング<2418>=急伸。9%を超える上昇で359円まで買われる人気となった。直営による欧米邸宅風施設を使った婚礼ビジネスを展開しており、リオープン関連の一角としてマーケットの視線を集めている。また、ホテル事業にも力を入れており、今月から外国人観光客の入国規制は順次緩和される方向で、収益環境にプラスの変化が生じている。22年12月期は営業損益が53億2500万円の黒字(前期は63億9100万円の赤字)と急回復が見込まれている。信用買い残もピーク時からかなり整理進捗が進んでいる。直近データではやや増勢にあるものの72万株にとどまっており、300円台半ばという株価水準を考慮すれば、戻り売り圧力は限定的といえる。

 日本空港ビルデング<9706>=動兆しきり。6%の上昇で5600円台に浮上した。5月10日の急落で開けたマドを完全に埋めると同時に、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも示現するなど目先上値指向を強めている。6月から外国人観光客の入国規制緩和でインバウンド関連に幅広く物色の矛先が向いているが、外客を受け入れる空港も活況を呈することが予想される。直近では、羽田とソウル・金浦線の定期運航が今月15日にも再開する見通しが伝えられており、これを受けて羽田空港の“家主”である同社の株価を強く刺激する形となっている。

 菱洋エレクトロ<8068>=急動意。25日移動平均線を足場に上値追いに拍車がかかっている。三菱電機系のエレクトロニクス商社で、半導体の活況を背景に足もとの業績は絶好調に推移している。電子部品の供給不足などサプライチェーン問題や原料価格高騰の影響はあるものの、製造業全般の生産活動や設備投資意欲は旺盛であり、同社のビジネス環境に吹く追い風は強い。同社が31日取引終了後に発表した23年1月期第1四半期(22年2~4月)決算は営業利益が前年同期比2.5倍の11億6400万円と急拡大、通期計画に対する進捗率は50%に達しており、増額修正に期待した買いを呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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