貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2162 nms

東証S
403円
前日比
+2
+0.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.8 1.87 1.74 81.58
時価総額 87.1億円
比較される銘柄
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UT, 
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決算発表予定日

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nms Research Memo(6):リチウムイオン二次電池パックの開発・投入で新規分野に参入


■nmsホールディングス<2162>の会社概要

(3) 新製品開発・投入 - 電池マネジメントシステム事業を立ち上げ
この2期間は端境期にあるPS事業が、成長が見込まれる新規分野へ新製品の開発と投入を進めている。パワーサプライテクノロジーズ(株)(PST)は、クルマにおける電池マネジメントシステム事業を始動した。環境規制強化を背景に進むクルマの電動化は、駆動エネルギー源を内燃エンジンからバッテリーへシフトするだけでなく、様々な搭載機器もバッテリーによって稼働することになる。PSTは、40年以上のAC/DC電源開発実績で培った安全・安心なモノづくりを生かして、電池セルの電圧や周囲温度を監視し、電池が異常状態にならないように電池の充放電を制御するBMS(バッテリーマネジメントシステム)の自社開発も行う。「電池の制御・充電・蓄電」のすべてに対応した商品を開発し、カスタム対応もする電池マネジメント事業を立ち上げる。三重県松阪市のPST拠点にて、2019年3月期中に量産を開始する予定で、2021年3月期から業績への寄与が見込まれる。

ターゲット市場は、特殊用途車両の駆動用バッテリーを除く各種車載機器への電源になる。また、(株)rimOnO/ドリームスデザイン(株)が、市販化に向けた取り組みを進めている超小型モビリティ「rimOnO(リモノ)」のバッテリーパックを開発した。さらに、工業用ロボットや搬送機用の産業用蓄電システムや非常時バックアップ電池、UPS(無停電電源装置)などへも展開する意向だ。これら電池に最適な専用充電器の開発も並行して推進している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《MH》

 提供:フィスコ

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