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1961 三機工業

東証P
2,164円
前日比
+39
+1.84%
PTS
2,200円
18:52 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.8 1.22 3.93 20.18
時価総額 1,226億円
比較される銘柄
ダイダン, 
新日本空調, 
テクノ菱和
決算発表予定日

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三機工業 Research Memo(5):2019年3月期の営業利益は100億円超(2)


■業績動向

2. 財務状況
三機工業<1961>の2019年3月期末の財務状況は、流動資産は141,342百万円(前期末比18,441百万円増)となったが、これは主に受取手形・完成工事未収入金等の増加20,784百万円などによる。固定資産は53,979百万円(同133百万円減)となったが、これは主に大和地区の再開発が本格化したことに伴う有形固定資産の増加3,667百万円、投資その他の資産の減少3,675百万円などによる。この結果、期末の総資産は195,321百万円(同18,307百万円増)となった。

流動負債は91,317百万円(前期末比17,530百万円増)となったが、これは主に支払手形・工事未払金等の増加18,431百万円などによる。固定負債は14,232百万円(同2,803百万円減)となったが、これは主に長期借入金の減少1,390百万円、繰延税金負債の減少2,147百万円などによる。この結果、期末の負債合計は105,549百万円(同14,726百万円増)となった。純資産合計は89,772百万円(同3,581百万円増)となったが、これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加5,406百万円、その他有価証券評価差額金の減少2,237百万円などによる。

3. キャッシュ・フローの状況
2019年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは6,786百万円の収入となったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上11,326百万円、仕入債務の増加18,912百万円で、主な支出は売上債権の増加21,467百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは3,775百万円の支出であったが、これは主に有形固定資産の取得による支出6,447百万円、投資有価証券の売却による収入2,198百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは5,215百万円の支出であったが、主な支出は長短借入金の純減額1,409百万円、自己株式の取得による支出1,191百万円、配当金の支払額2,423百万円などであった。

この結果、2019年3月期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から2,254百万円減少し、期末残高は42,612百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《MH》

 提供:フィスコ

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