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24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは417ドル高、主要ハイテク企業の決算に期待


■NY株式:NYダウは417ドル高、主要ハイテク企業の決算に期待

米国株式市場は続伸。ダウ平均は417.06ドル高の31499.62ドル、ナスダックは92.90ポイント高の10952.61で取引を終了した。国内経済が深刻な景気後退を回避できるとの期待感に寄り付き後、上昇。さらに、今週控えている主要ハイテク企業決算の順調な結果を期待した買いも加わり、終日堅調に推移した。また、連邦準備制度理事会(FRB)が今後、利上げペースを減速するとの思惑も根強く、引けにかけては上げ幅を一段と拡大し終了。セクター別では食・生活必需品小売りが上昇した一方で、消費者サービスや自動車・自動車部品が下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)は音楽配信やアップルTV動画配信サービスの月額料金値上げを発表し、収益増期待に買われ、上昇。レンタカー会社のエイビス(CAR)や通信のAT&T(T)はそれぞれアナリストの投資判断引上げで上昇した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国で景気後退を想定し、同社製自動車、モデル3やモデルYの価格の値下げを発表したため収益減が懸念され、下落。また、習総書記の異例の3期目続投が共産党大会で決定されたため、権力集中やビジネスが抑制されるリスクから、中国のエクスポージャーが目立つカジノ運営のラスベガスサンズ(LVS)やウィンリゾーツ(WYNN)、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)がそれぞれ売られた。

イエレン財務長官は、国内の経済は健全で金融市場にも柔軟性が見られるが、変動率の上昇で金融市場を綿密に監視していく慎重姿勢を示した。

HorikoCapitalManagementLLC


■NY為替:ドル買い一服、米10月製造業PMは市場予想を下回る

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円23銭へ強含んだのち148円66銭まで下落し、148円98銭で引けた。9月シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回りドル買いが優勢となったが、米10月製造業PMI速報値が予想外に活動の縮小に落ち込みFRBの利上げ減速見通しにドル買いが後退。

ユーロ・ドルは0.9828ドルへ弱含んだのち、0.9894ドルまで上昇し、0.9874ドルで引けた。ユーロ・円は146円50銭から147円24銭まで上昇。ポンド・ドルは1.1344ドルへ強含んだのち、1.1257ドルまで下落。英国では、保守党委がスナク元財務相が党首とすると決定し、新首相に就任する見通しとなり、政局混乱緩和期待に下げ止まった。しかし、スナク氏が経済の深刻な課題に直面していると警告したため警戒感を受けたポンド売りに上値が抑制。ドル・スイスは1.0029フランから0.9969フランまで下落した。


■NY原油:もみ合いで84.58ドル、ポジション調整的な売りが入る

NY原油先物12月限はもみ合い(NYMEX原油12月限終値:84.58 ↓0.47)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.47ドルの84.58ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.63ドル-85.92ドル。ロンドン市場で82.63ドルまで下落したが、株高を意識してニューヨーク市場の中盤にかけて85.92ドルまで戻した。ただ、その後はポジション調整的な売りが観測され、一時84ドル近辺まで弱含みとなり、通常取引終了後の時間外取引では主に84ドル台で推移した。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 35.07ドル +0.12ドル(+0.34%)
モルガン・スタンレー(MS) 79.43ドル +0.21ドル(+0.27%)
ゴールドマン・サックス(GS)328.70ドル +3.60ドル(+1.11%)
インテル(INTC) 27.18ドル +0.21ドル(+0.78%)
アップル(AAPL) 149.45ドル +2.18ドル(+1.48%)
アルファベット(GOOG) 102.97ドル +1.49ドル(+1.47%)
メタ(META) 129.72ドル -0.29ドル(-0.22%)
キャタピラー(CAT) 191.30ドル +1.08ドル(+0.57%)
アルコア(AA) 39.17ドル -1.89ドル(-4.60%)
ウォルマート(WMT) 139.41ドル +2.61ドル(+1.91%)
《ST》

 提供:フィスコ

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