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話題株ピックアップ【昼刊】:ネットワン、三越伊勢丹、パナHD

■ネットワンシステムズ <7518>  2,741円  +329 円 (+13.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 ネットワンシステムズ<7518>が続騰した。前週末2日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。経常利益は前年同期比9.1%減の116億3600万円だったが、直近3か月間となる10~12月期では約32%の大幅な経常増益となっており、業況を評価した買いを集めたようだ。4~12月期の売上高は前年同期比2.4%増の1430億1300万円だった。10~12月期には一部案件の繰り上がりがあったという。

■東京エネシス <1945>  1,170円  +120 円 (+11.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 東京エネシス<1945>はカイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げてきた。火力や原子力発電所及びバイオマスなどの再生可能エネルギー発電所の建設工事やメンテナンスを手掛ける。足もとの業績は会社側の想定を上回って好調に推移しており、前週末2日取引終了後に発表した23年4~12月期決算は経常利益が前年同期比3.3倍となる37億3500万円と急拡大、通期計画の35億円を超過した。また、同日に発行済み株式数の2.3%に相当する80万株、金額ベースで8億4000万円を上限に自社株買いの実施(今朝の東証の自己株式立会外買付取引で行う)も発表した。取得した全株と保有する150万株を2月20日付で消却する計画で、これがポジティブサプライズを与えている。

■エフ・シー・シー <7296>  2,177円  +198 円 (+10.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 エフ・シー・シー<7296>が大幅に4日続伸し、昨年来高値を更新した。同社は2日取引終了後、24年3月期第3四半期累計(23年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比73.6%増の119億4400万円となり、通期計画の140億円に対する進捗率は85.3%に達した。売上収益は同9.3%増の1775億800万円で着地。インドネシア、インド、米国の販売が増加したことや円安の効果が主な要因だとしている。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■百十四銀行 <8386>  2,667円  +201 円 (+8.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 百十四銀行<8386>が3日ぶりに急反発。マドを開けて上伸している。前週末2日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を見直した。今期の純利益の見通しを65億円から75億円(前期比18.2%減)に引き上げたほか、年間配当予想は10円増額して45円(前期比5円増配)に修正しており、ポジティブ視されたようだ。外国為替売買益や金融派生商品収益が想定を上回る見込みとなった。与信費用が計画を下回る見通しとなったことも寄与する。4~12月期の純利益は前年同期比0.3%増の70億500万円となった。

■三越伊勢丹 <3099>  1,957円  +142 円 (+7.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>が大幅高で6連騰。2015年11月以来の高値圏で推移している。前週末2日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績と配当予想を修正した。あわせて自社株買いも発表しており、これらをポジティブ視した買いが集まった。今期の売上高予想は5250億円から5270億円(前期比8.1%増)、最終利益予想は370億円から400億円(同23.5%増)に引き上げた。年間配当予想はこれまでの計画から8円増額し32円(同18円増配)に見直した。国内百貨店事業が好調に推移し、経費管理の取り組みも利益を押し上げる。4~12月期の売上高は前年同期比9.4%増の4017億7100万円、最終利益は同59.0%増の311億800万円だった。自社株買いは、取得総数1100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.9%)、取得総額150億円を上限とする。取得期間は2月5日から3月29日までで、取得した全株式を4月30日に消却する。

■ジーテクト <5970>  2,041円  +140 円 (+7.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 ジーテクト<5970>は大幅続伸し昨年来高値を更新。2000円の大台に乗せる場面があった。前週末2日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を上方修正し、好感されたようだ。今期の売上高予想は3370億円から3430億円(前期比9.1%増)、最終利益予想は93億円から107億円(同4.2%増)に見通しを引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益を見込む。また、年間配当予想はこれまでの計画から1円増額して66円(同8円増配)とした。同社は自動車向けプレス部品を手掛ける。中国セグメントでの経営努力が奏功。能登半島地震による国内生産台数への影響が懸念されながらも、グローバルでは生産動向が安定化する見通しとし、業績予想を見直した。4~12月期の売上高は前年同期比10.3%増の2599億6200万円、最終利益は同15.5%増の97億800万円だった。

■TIS <3626>  3,540円  +226 円 (+6.8%)  11:30現在
 TIS<3626>が続急伸している。前週末2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高4047億4400万円(前年同期比9.3%増)、営業利益475億7900万円(同7.1%増)、純利益321億9000万円(同0.1%増)と増収増益で着地したことが好感されている。顧客のDX需要をはじめとするIT投資ニーズに対応したことで、全ての顧客業種向けに売り上げを伸ばした。人材投資をはじめとする成長投資を積極的に行ったことや、前年同期の政策保有株式売却の反動減はあったものの、増収効果や高付加価値ビジネスの提供などにより増益となった。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高5360億円(前期比5.4%増)、営業利益645億円(同3.5%増)、純利益420億円(同24.3%減)の従来見通しを据え置いている。また同日、676万6000株(発行済み株数の2.80%)、金額で224億2252万4000円を上限とする自社株を、5日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得すると発表。この日朝、上限の676万6000株を総額224億2252万4000円で取得した。

■ちゅうぎんF <5832>  1,101.5円  +69 円 (+6.7%)  11:30現在
 2日に決算を発表。「今期経常を26%上方修正」が好感された。
 ちゅうぎんフィナンシャルグループ <5832> [東証P] が2月2日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.3%増の263億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の215億円→270億円(前期は295億円)に25.6%上方修正し、減益率が27.3%減→8.8%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒ちゅうぎんFの詳しい業績推移表を見る

■NOK <7240>  2,079円  +126.5 円 (+6.5%)  11:30現在
 NOK<7240>が大きく切り返し、1月17日ザラ場以来となる2000円大台を回復。上向きの25日移動平均線を足場にもみ合い上放れを鮮明としつつある。自動車用オイルシールを手掛けるが、足もとの業績は絶好調に推移している。前週末2日に発表した23年4~12月期決算は営業利益が前年同期比17%増の175億9100万円と2ケタ伸長を果たしたが、10~12月期でみると前年同期比4割を超える大幅な伸びをみせており、これを評価する買いを呼び込んでいる。半導体不足よる影響が解消し、自動車生産回復が顕著になっていることでオイルシールの販売も急増し、業績を押し上げた。また、海外売上高比率が7割近くに達し、ドル高・円安による為替メリットも享受している。

■富山第一銀行 <7184>  878円  +52 円 (+6.3%)  11:30現在
 2日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は37%増益・通期計画を超過」が好感された。
 富山第一銀行 <7184> [東証P] が2月2日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.2%増の91.2億円に拡大し、通期計画の80億円に対する進捗率が114.1%とすでに上回り、さらに5年平均の109.8%も超えた。
  ⇒⇒富山第一銀行の詳しい業績推移表を見る

■ジェイテクト <6473>  1,419円  +82 円 (+6.1%)  11:30現在
 ジェイテクト<6473>が大幅高。前週末2日取引終了後に23年4~12月期連結決算を発表。売上高が前年同期比15.3%増の1兆4118億円、純利益が同98.6%増の364億1100万円で着地しており、これが好感されている。主力の自動車向けが中国を除く全地域で好調。為替や原価低減の効果も寄与した。なお、通期の増収増益見通しに変更はない。

■SWCC <5805>  3,245円  +175 円 (+5.7%)  11:30現在
 SWCC<5805>が続急伸し連日の上場来高値更新となっている。前週末2日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を115億円から120億円(前期比14.6%増)へ、純利益を75億円から83億円(同11.8%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を40円から50円(年85円)へ引き上げたことが好感されている。産業機械向け需要の低迷やコロナ特需の一部剥落から売上高は2150億円から2120億円(同1.4%増)へ下方修正したものの、建設関連や電力インフラ関連事業が想定以上に好調に推移したことが牽引する。なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高1585億500万円(前年同期比0.3%増)、営業利益93億4900万円(同32.0%増)、純利益63億2600万円(同1.4%減)だった。

■パナHD <6752>  1,460円  +77.5 円 (+5.6%)  11:30現在
 パナソニック ホールディングス<6752>が大幅続伸している。前週末2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高6兆3003億円(前年同期比1.2%増)、営業利益3202億5700万円(同36.7%増)、純利益3991億7800万円(同2.5倍)と大幅増益となったことが好感されている。中国市場向けの市況悪化に加え、半導体事業譲渡に伴う商流変更の影響があり、電子部品などのインダストリー部門は苦戦したものの、自動車生産の回復でオートモーティブ部門が大幅増益となったことが寄与した。また、北米の電気自動車(EV)向け電池が好調だったほか、気候変動対策を支援する米国インフレ抑制法に係る補助金(IRA補助金)の計上などでエナジー部門も好調だった。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高8兆4000億円(前期比0.3%増)、営業利益4000億円(同38.6%増)、純利益4600億円(同73.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■荏原実業 <6328>  3,215円  +160 円 (+5.2%)  11:30現在
 2日に業績修正を発表。「前期経常を14%上方修正・2期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 荏原実業 <6328> [東証P] が2月2日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の36.5億円→41.5億円(前の期は29.2億円)に13.7%上方修正し、増益率が24.6%増→41.7%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  ⇒⇒荏原実業の詳しい業績推移表を見る

■日本酸素HD <4091>  4,061円  +168 円 (+4.3%)  11:30現在
 日本酸素ホールディングス<4091>が寄り付き続伸で4000円大台を回復、3700円台を軸としたもみ合いから急速に離脱する動きをみせている。同社が前週末2日取引終了後に発表した4~12月期決算は営業利益が前年同期比47%増の1242億100万円と高変化をみせたことで、これを評価する買いを引き寄せた。産業ガスの国内トップメーカーだが、世界各国で出荷数量ベースでは軟化しているものの値上げ効果が利益を押し上げる格好となっている。株価はカイ気配スタートとなり4000円ちょうどで寄った後、157円高の4050円まで上値を伸ばしたが、その後は目先筋の利益確定売りに値を消す場面もあった。

■アルメディオ <7859>  963円  +150 円 (+18.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アルメディオ<7859>がストップ高の963円水準でカイ気配となっている。前週末2日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を102億4400万円から110億8700万円(前期比2.2倍)へ、営業利益を25億4000万円から31億9300万円(同6.0倍)へ、純利益を13億9100万円から18億1800万円(同11.1倍)へ上方修正したことが好感されている。断熱材事業で、再生可能エネルギー発電に積極的な設備投資を行っている中国における、太陽光発電パネル製造用の拡散炉用ヒーターモジュールの受注が急激に伸長し、それに対応したことが要因。また、売上高の大幅な伸長に伴い生産効率が向上し、コストダウンが実現したことも寄与する。


■ザインエレクトロニクス <6769>  1,066円  +150 円 (+16.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ザインエレクトロニクス<6769>はカイ気配スタート。前週末2日取引終了後に24年12月期連結業績予想を発表。売上高を前期比43.6%増の72億700万円、営業損益を前期実績(4000万円の赤字)から10億2400万円の黒字に浮上する見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんでいる。国内IoT機器市場の拡大や海外市場の需要回復傾向を追い風に、製品やソリューションの提供を加速させていく構え。同時に発表した23年12月期決算は、売上高が前の期比8.0%減の50億1800万円、営業損益が前の期実績(6億100万円の黒字)から4000万円の赤字に転落して着地した。あわせて、取得上限15万株(自己株式を除く発行済み株数の1.4%)、または1億8000万円とする自社株買いの実施を発表した。期間は2月5日から3月31日まで。

●ストップ高銘柄
 ピアズ <7066>  1,021円  +150 円 (+17.2%) ストップ高   11:30現在
 sMedio <3913>  764円  +100 円 (+15.1%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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