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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株高受けリスク選好の地合い継続

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 5日前引けの日経平均株価は前営業日比200円19銭高の3万6358円21銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億285万株、売買代金概算は2兆6361億円。値上がり銘柄数は1142、対して値下がり銘柄数は462、変わらずは54銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いとなった。前週末の米国株市場ではNYダウが続伸で最高値を更新したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も大きく上昇したことで、東京市場でも投資家のセンチメントが一段と強気に傾いた。1月の米雇用統計は予想を上回る強い内容だったが、FRBの早期利下げ期待が後退する一方、米経済の強さが確認され、米国株市場では主要株価指数が後半にかけて上げ足を強めたことが買い安心感につながっている。外国為替市場で円安が進んだことも輸出セクター中心に追い風材料となった。

 個別ではレーザーテック<6920>が高く、キーエンス<6861>も上昇、富士通<6702>も買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも物色人気。アイティメディア<2148>が続急騰、東京エネシス<1945>が値を飛ばし、セイコーエプソン<6724>も活況高。半面、川崎汽船<9107>が軟調、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>なども利食われた。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が急落、イリソ電子工業<6908>も大幅安。住友化学<4005>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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