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株価指数先物【引け後コメント】 米国市場次第ではあるが、2万8000円が一段と意識される展開も


大阪6月限
日経225先物 27260 -140 (-0.51%)
TOPIX先物 1909.0 -14.5 (-0.75%)

 日経225先物(6月限)は、前日140円安の2万7260円で取引を終了。寄り付きは2万7300円と利食いが先行した。現物の寄り付き直後に2万7470円とプラス圏を回復する場面もあったが節目の2万7500円には届かず、前場半ばには2万7250円まで売られた。ただし、下値の堅さも意識され、前引けにかけては2万7400円水準を回復。後場に入ると祝日明けの米国市場の動向が警戒されて軟化したものの、前場半ばにつけた安値は割り込まなかった。結局は限られた値幅での推移であり、オプション権利行使価格の2万7375円を中心とした上下の権利行使価格2万7250円~2万7500円のレンジでの推移だった。

 日経225先物は1日を通じては利食いの動きとはなったが、前場半ばまでのレンジで推移しており、仕掛け的な動きも限られたようだ。東証プライムの売買高は22億8000万株超に膨れたが、MSCIのリバランスによる影響であろう。指数インパクトの大きい銘柄への影響は限られるものの、MSCIの需給イベントを通過したことで、手掛けやすくなったであろう。

 米国市場の動向次第ではあるが、祝日明け後の米国市場でリバウンドが継続すれば、日経225先物はナイトセッションで、日中のレンジを上放れてくる可能性があろう。2万7500円を捉えてくるようだと、権利行使価格の2万7750円とのレンジに移行するほか、レンジ上限を捉えてくる局面では、4月22日の戻り高値(2万7760円)が射程に入ってくる。この戻り高値を抜いてくると2万8000円が一段と意識されるため、ショートカバーの動きが強まりやすい。

 一方で、反対に2万7000円~2万7250円にレンジが切り下がる局面では、押し目狙いのロングスタンスを想定。来週末にメジャーSQを控えるほか、センチメントの改善が見込まれるなかではショートに傾けるのはリスクが高そうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.27倍だった。一時14.29倍まで切り上がりを見せた。14.30倍辺りは3月下旬以降、上値を抑えられていた水準であり、いったんはNTロングの巻き戻しの動きも入ろう。もっとも、米国ではグロース株へのカバーが強まる可能性も意識されてきており、日経平均型優位の状況からNTロングに向かいやすい相場展開も想定しておきたいところだ。

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