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【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、前日急伸の反動で利益確定売りが優勢 (5月31日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  27318.09
高値  27463.33(09:12)
安値  27250.70(10:10)
大引け 27279.80(前日比 -89.63 、 -0.33% )

売買高  22億8880万株 (東証プライム概算)
売買代金  5兆5088億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり反落、前日急伸の反動で目先利食い優勢に
 2.米株市場休場で手掛かり材料難、前場はプラス圏も後場に軟化
 3.原油価格上昇警戒も、中国経済指標好感しアジア株高も追い風
 4.MSCIの採用銘柄入れ替えの動きに絡み全体売買代金は急増
 5.値下がり銘柄数は1100を超え、値上がり銘柄数の約2倍に

■東京市場概況

 前日の米国市場は、メモリアルデーの祝日で休場。

 東京市場では、前日の米国株市場が休場だったこともあり、手掛かり材料難のなか日経平均株価は方向感の定まらない動きとなった。

 31日の東京市場は、日経平均が前日終値を挟んでプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりの展開となった。前日の米国株市場はメモリアルデーのため休場となり、手掛かり材料に事欠いた。朝方は買いが優勢で、日経平均は寄り後に高く推移したが、その後は売りに押されマイナス圏に沈んだ。原油価格の上昇を警戒するムードが強かったが、発表された中国の経済指標を受け、前場後半は買い戻される流れとなり、前引け時点ではプラス圏で着地。アジア株高も投資家心理の改善を後押しした。しかし、後場に入ると利益確定の動きが徐々に強まる地合いに。前日に先物主導で日経平均は600円近い上昇をみせていたこともあり、上値は重かった。MSCIによる採用銘柄入れ替えの動きが加わり、プライム市場の売買代金は5兆5000億円と高水準に膨らんだ。値下がり銘柄数は1100超と値上がりの約2倍となった。

 個別では、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などが安く、東京エレクトロン<8035>も下落した。NTT<9432>が軟調な動きで、任天堂<7974>、オリエンタルランド<4661>も安い。HOYA<7741>も値を下げた。日医工<4541>が大幅安、ブイキューブ<3681>、いちご<2337>なども大きく売られた。シグマクシス・ホールディングス<6088>が下値を探り、タマホーム<1419>、システナ<2317>の下げも目立った。THK<6481>も安い。
 半面、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が頑強な値動きを示したほか、ソニーグループ<6758>が堅調、三井物産<8031>もしっかり。東京海上ホールディングス<8766>も強い動きをみせた。INPEX<1605>、石油資源開発<1662>が大きく上昇し、リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢。松風<7979>が大幅高に買われ、パイオラックス<5988>も値を飛ばした。ソースネクスト<4344>も商いを伴い上値を追った。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、TDK <6762>、富士フイルム <4901>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約35円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、KDDI <9433>、ファナック <6954>、テルモ <4543>、京セラ <6971>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約61円。

 東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)鉄鋼、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)不動産業、(3)空運業、(4)電気・ガス業、(5)その他製品。

■個別材料株

△INPEX <1605> [東証P]
 中国ロックダウン解除で原油高観測。
△ピクスタ <3416> [東証G]
 3DCG・アバター制作サービス開始。
△IGポート <3791> [東証S]
 グループ会社が集英社などとアニメ作品の合弁会社設立。
△フジクラ <5803> [東証P]
 水戸証券が新規に買い推奨。
△HPCシス <6597> [東証G]
 世界デジタルサミット控えコンピューター関連に熱視線。
△ピアズ <7066> [東証G]
 2社の買収戦略発表を受け投資資金集中。
△東京通信 <7359> [東証G]
 ゲームアプリ「Big Makeover」がランキング上位に。
△PCデポ <7618> [東証P]
 光通信グループの保有割合増加で需給思惑。
△松風 <7979> [東証P]
 「国民皆歯科検診」導入検討で人気化。
△コスモスイニ <8844> [東証S]
 ホテル関連にインバウンド特需期待。

▼メディネット <2370> [東証G]
 短期急騰で利益確定売り優勢。
▼DMG森精機 <6141> [東証P]
 野村証券が投資判断を「バイ→ニュートラル」に格下げ。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)松風 <7979>、(2)パイオラック <5988>、(3)石油資源 <1662>、(4)アイピーエス <4390>、(5)エスクロAJ <6093>、(6)トーエネク <1946>、(7)INPEX <1605>、(8)日本MDM <7600>、(9)ソースネクス <4344>、(10)カーリットH <4275>。
 値下がり率上位10傑は(1)シンクロ <3963>、(2)日医工 <4541>、(3)EMシステム <4820>、(4)ブイキューブ <3681>、(5)いちご <2337>、(6)早稲アカ <4718>、(7)タマホーム <1419>、(8)グルメ杵屋 <9850>、(9)シグマクシス <6088>、(10)ワオワールド <2352>。

【大引け】

 日経平均は前日比89.63円(0.33%)安の2万7279.80円。TOPIXは前日比9.77(0.51%)安の1912.67。出来高は概算で22億8880万株。東証プライムの値上がり銘柄数は589、値下がり銘柄数は1184となった。東証マザーズ指数は671.25(6.01ポイント安)。

[2022年5月31日]


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