テラスカイ---スカイ365の株式を譲渡

テラスカイ<3915>は24日、子会社であるスカイ365の株式を同じく子会社のBeeXへ譲渡することを決議したと発表した。

2014年設立のスカイ365は、クラウド上で動作しているサーバーの運用・監視に特化した、24時間365日のリモート運用体制を強みに持つ企業である。一方、BeeXはオンプレミスからクラウドへ移行するサービスや、移行後の保守・運用サービスの提供を主軸としたクラウドソリューション事業を展開する。

この度AWSのMSPパートナープログラムの認定が厳格化され、自社又は子会社でMSPサービスを提供する必要が生じ、BeeXはAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のプレミアティアパートナーとしてこの要件に対応するため、MSP業務の一部を委託していたスカイ365を子会社化。この連携強化によってMSPサービスの品質向上と販路拡大を図る狙いがある。

譲渡実行日は2025年4月1日(予定)、譲渡株式数は1,303株、譲渡後の持株比率は10.0%となる。譲渡価額は、第三者算定機関による株式価値算定書に基づき1.28億円と算出されている。
《ST》

　提供：フィスコ