貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3992 ニーズウェル

東証P
389円
前日比
+12
+3.18%
PTS
385.4円
17:23 12/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.6 3.50 2.31 70.01
時価総額 158億円
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ニーズウェル Research Memo(2):サービスライン再編で進化、IT基盤とDX支援を強化


■ニーズウェル<3992>の会社概要

1. 会社概要
同社は、金融向けを中心に、基幹業務に関わるシステム開発を行う「業務系システム開発」、ソフトウェアテストやITサポート、ネットワーク等の環境構築を行う「IT基盤」、AIやRPA技術でDXをサポートする「ソリューション」の3つのサービスラインを展開する独立系のシステムインテグレータ企業である。

2024年9月期第1四半期から4つのサービスラインを3つに絞り、いくつかの変更を行った。具体的には、「業務系システム開発」と「コネクテッド開発」を統合し、新たに「業務系システム開発」として一本化した。また、「基盤構築」という名称を「IT基盤」に変更し、これまで業務系システム開発に含んでいた「ソフトウェアテスト」と「ITサポート」を「IT基盤」に集約した。これは、産業分野における大手企業グループが、子会社を通じた開発活動の進展に伴い、コネクテッド開発分野での需要が減少してきたことなどが理由で、戦略的な調整により、市場の変動や技術進化に対応するためのものである。

2. 沿革
同社は、経営計画の策定・改善業務・システム概要設計等の事業開発を行うことを目的に元 代表取締役会長の故・佐藤一男(さとうかずお)氏が1986年10月に設立した。時代とともに企業等のIT化が進みシステムの需要が増加したため、1992年8月にシステム部を創設し、現在の主力である「業務系システム開発」サービスを開始した。その後、2012年10月に現「IT基盤」サービスを、2013年4月に「コネクテッド開発」の前身となる「組込系開発」サービスを、2017年10月に現在の「ソリューション」の前身となる「ソリューション・商品等売上」サービスをそれぞれ開始した。

2017年9月に東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ(スタンダード)に上場した。2018年6月には東証第2部に市場変更し、2019年6月に東証第1部へ移行した。2022年4月の東証再編に伴い、東証プライム市場へ移行した。

2021年10月には零壱製作(株)の発行済株式の70%を取得し、2022年10月には(株)ビー・オー・スタジオ及び(株)コムソフトの全株式を取得し、それぞれ子会社とした。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

《HN》

 提供:フィスコ

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