ダウ平均は反落 明日の米雇用統計を控え様子見も なお強気な見方は根強い=米国株序盤
NY株式5日(NY時間11:48)(日本時間01:48)
ダウ平均 44883.88(-130.16 -0.29%)
ナスダック 19747.49(+12.37 +0.06%)
CME日経平均先物 39470(大証終比:+80 +0.20%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。前日の上昇から本日は一服している。前日はS&P500、ナスダックが最高値を更新したが、明日の米雇用統計を控えて本日は様子見の雰囲気も広がっているようだ。
ただ、強気な見方は根強い。米大手証券からは「12月、そして2025年まで、まだ上昇余地があり、依然として強気相場の上昇トレンドが続くと考えている。成長、FRB、IT・ハイテクの予測が正しければ、それらの原動力は上昇を続けるだろう」と述べていた。
引き続き市場はFOMCの動向を気にしているが、パウエルFRB議長は前日の講演で、「米経済は慎重に利下げを行うのに十分なほど堅調だ」と述べていた。「労働市場は改善し、下振れリスクは低減。成長は予想を上回り、インフレが若干高く推移している。つまり、中立金利までにもう少し慎重になる余裕があるということだ」と言及している。
それでも今月の利下げ期待は後退することなく、CMEのフェドウォッチでは78%の確率で0.25%ポイントの利下げを織り込んでいる。ただ、1月については、据え置きの可能性が65%と見ている状況。
仮想通貨関連株が伸び悩んでいるものの上昇。ビットコインが10万ドルを突破したことで関連株も買われた。トランプ次期大統領が新たな米証券取引委員会(SEC)委員長にアトキンス氏を指名したことを市場は材料視。アトキンス氏は規制緩和に前向きとも言われている。ただ、このところの急上昇で上値では利益確定売りも出る模様。
工作キット、パーティーグッズなど日用品の廉価販売を手掛けるファイブ・ビロウ<FIVE>が決算を受け大幅高。既存店売上高が予想外の増収となったほか、売上高も予想を上回った。
電気自動車(EV)向けの充電ステーションを手掛けるチャージポイント<CHPT>が決算を受け大幅高。1株損益の赤字は予想以上だったものの、売上高が予想を上回った点をポジティブに捉えている模様。
ドローン製造を手掛けるエアロバイロンメント<AVAV>が決算を受け大幅安。売上高は予想を上回ったものの、1株利益が予想を下回ったことで失望感が強まっている模様。
アメリカン航空<AAL>が大幅高。10-12月期(第4四半期)の1株利益の見通しを上方修正したことが好感されている。
配車サービスのウーバー<UBER>とリフト<LYFT>が下落。グーグル傘下でロボタクシーを手掛けるウェイモがマイアミでの配車サービスを拡大すると発表した。
ファイブ・ビロウ<FIVE> 116.23(+11.26 +10.73%)
チャージポイント<CHPT> 1.45(+0.23 +18.53%)
シノプシス<SNPS> 526.85(-61.15 -10.40%)
エアロバイロンメント<AVAV> 167.99(-28.90 -14.68%)
アメリカン航空<AAL> 17.14(+2.26 +15.17%)
ウーバー<UBER> 67.36(-4.80 -6.65%)
リフト<LYFT> 16.19(-1.06 -6.12%)
コインベース<COIN> 332.47(+1.53 +0.46%)
MARA<MARA> 26.02(+0.06 +0.21%)
ライオット<RIOT> 13.02(+0.07 +0.56%)
マイクロストラテジー<MSTR> 399.18(-6.82 -1.68%)
アップル<AAPL> 242.43(-0.58 -0.24%)
マイクロソフト<MSFT> 440.59(+3.17 +0.72%)
アマゾン<AMZN> 219.65(+1.48 +0.68%)
アルファベットC<GOOG> 175.28(-0.81 -0.46%)
テスラ<TSLA> 368.68(+10.75 +3.00%)
メタ<META> 611.16(-2.62 -0.43%)
AMD<AMD> 142.12(-1.87 -1.30%)
エヌビディア<NVDA> 146.29(+1.16 +0.80%)
イーライリリー<LLY> 824.00(-5.84 -0.70%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 44883.88(-130.16 -0.29%)
ナスダック 19747.49(+12.37 +0.06%)
CME日経平均先物 39470(大証終比:+80 +0.20%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。前日の上昇から本日は一服している。前日はS&P500、ナスダックが最高値を更新したが、明日の米雇用統計を控えて本日は様子見の雰囲気も広がっているようだ。
ただ、強気な見方は根強い。米大手証券からは「12月、そして2025年まで、まだ上昇余地があり、依然として強気相場の上昇トレンドが続くと考えている。成長、FRB、IT・ハイテクの予測が正しければ、それらの原動力は上昇を続けるだろう」と述べていた。
引き続き市場はFOMCの動向を気にしているが、パウエルFRB議長は前日の講演で、「米経済は慎重に利下げを行うのに十分なほど堅調だ」と述べていた。「労働市場は改善し、下振れリスクは低減。成長は予想を上回り、インフレが若干高く推移している。つまり、中立金利までにもう少し慎重になる余裕があるということだ」と言及している。
それでも今月の利下げ期待は後退することなく、CMEのフェドウォッチでは78%の確率で0.25%ポイントの利下げを織り込んでいる。ただ、1月については、据え置きの可能性が65%と見ている状況。
仮想通貨関連株が伸び悩んでいるものの上昇。ビットコインが10万ドルを突破したことで関連株も買われた。トランプ次期大統領が新たな米証券取引委員会(SEC)委員長にアトキンス氏を指名したことを市場は材料視。アトキンス氏は規制緩和に前向きとも言われている。ただ、このところの急上昇で上値では利益確定売りも出る模様。
工作キット、パーティーグッズなど日用品の廉価販売を手掛けるファイブ・ビロウ<FIVE>が決算を受け大幅高。既存店売上高が予想外の増収となったほか、売上高も予想を上回った。
電気自動車(EV)向けの充電ステーションを手掛けるチャージポイント<CHPT>が決算を受け大幅高。1株損益の赤字は予想以上だったものの、売上高が予想を上回った点をポジティブに捉えている模様。
ドローン製造を手掛けるエアロバイロンメント<AVAV>が決算を受け大幅安。売上高は予想を上回ったものの、1株利益が予想を下回ったことで失望感が強まっている模様。
アメリカン航空<AAL>が大幅高。10-12月期(第4四半期)の1株利益の見通しを上方修正したことが好感されている。
配車サービスのウーバー<UBER>とリフト<LYFT>が下落。グーグル傘下でロボタクシーを手掛けるウェイモがマイアミでの配車サービスを拡大すると発表した。
ファイブ・ビロウ<FIVE> 116.23(+11.26 +10.73%)
チャージポイント<CHPT> 1.45(+0.23 +18.53%)
シノプシス<SNPS> 526.85(-61.15 -10.40%)
エアロバイロンメント<AVAV> 167.99(-28.90 -14.68%)
アメリカン航空<AAL> 17.14(+2.26 +15.17%)
ウーバー<UBER> 67.36(-4.80 -6.65%)
リフト<LYFT> 16.19(-1.06 -6.12%)
コインベース<COIN> 332.47(+1.53 +0.46%)
MARA<MARA> 26.02(+0.06 +0.21%)
ライオット<RIOT> 13.02(+0.07 +0.56%)
マイクロストラテジー<MSTR> 399.18(-6.82 -1.68%)
アップル<AAPL> 242.43(-0.58 -0.24%)
マイクロソフト<MSFT> 440.59(+3.17 +0.72%)
アマゾン<AMZN> 219.65(+1.48 +0.68%)
アルファベットC<GOOG> 175.28(-0.81 -0.46%)
テスラ<TSLA> 368.68(+10.75 +3.00%)
メタ<META> 611.16(-2.62 -0.43%)
AMD<AMD> 142.12(-1.87 -1.30%)
エヌビディア<NVDA> 146.29(+1.16 +0.80%)
イーライリリー<LLY> 824.00(-5.84 -0.70%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美