芙蓉総合リース---連結子会社であるアクリーティブがプレアデスセブンとの資本業務協定締結
芙蓉総合リース<8424>は29日、連結子会社であるアクリーティブが、プレアデスセブンの実施する第三者割当増資を引受け、資本業務協定を締結したことを発表した。
超高齢社会に直面する日本では、医療費が増加の一途をたどっており、持続可能な医療制度を維持するために医療の効率化による医療費の抑制が急務となっている。
プレアデスセブンは、国内に病院を有する医療法人に対して、電子カルテや各種部門システムとの連携を可能にした病院経営プラットフォーム「ここりんく」の開発・販売・保守を行っている。「ここりんく」は医療法人内に散在するシステムデータを統合し可視化するプラットフォームで、電子カルテや医事会計システムなどの情報を自動収集・分析し、部門や病棟単位の日報・週報・月報を自動作成する機能や、サテライト診療所や介護事業所からの情報を収集する機能を備え、日々蓄積される膨大な診療データをタイムリーに経営に反映することが可能。また、地域連携室のベッドコントロール業務のDX化や提携するコンサルタントによる経営支援など、医療法人の経営改善まで結びつけるソリューションの提供により、医療介護事業者の経営効率化、経営改善をサポートする。
芙蓉リースグループは、CSV(共有価値の創造)の実践を通じた社会課題の解決と経済価値の同時実現により、企業グループとして持続的な成長を目指している。
本協定により、プレアデスセブンと協働で経営改善や業務プロセス改善に寄与するサービスを提供することで、医療法人の経営安定化ならびにDX化の実現をサポートしていく。
《ST》
提供:フィスコ