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4845 スカラ

東証P
461円
前日比
+5
+1.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.5 2.02 3.47 3.60
時価総額 81.9億円

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スカラ---1Qは減収なるも、金融事業とインキュベーション事業が増収に


スカラ<4845>は14日、2025年6月期第1四半期(24年7月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。Non-GAAP指標に基づく売上収益が前年同期比4.3%減の22.26億円、営業損失が0.14億円(前年同期は0.57億円の損失)、税引前損失が0.25億円(同0.69億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が0.32億円(同0.55億円の損失)となった。

DX事業の売上収益は前年同期比2.3%減の11.10億円となった。DX事業全体では、売上収益は前年同期に対して若干減少したが、既存サービス及び新規サービスの導入において概ね予想通り進捗している。一方で、スカラコミュニケーションズとスカラパートナーズの合併等の事業構造改革でリソースの有効活用、生産性向上、コスト削減を図った結果、利益は前年同期に対して増加した。

人材事業の売上収益は前年同期比27.8%減の1.89億円となった。就職活動の早期化への対応や一時的なキャリアアドバイザーのリソース不足により、今期における人材紹介の成約率が減少した。

EC事業の売上収益は前年同期比3.5%減の5.62億円となった。好調な外部環境から前期活況を呈した一部タイトルの一時的ブームが落ち着いた影響と、継続してシステムの改修・改善や最新のテクノロジーの導入を積極的に推進した結果、売上収益・利益は前年同期に対して減少した。

金融事業の売上収益は前年同期比2.3%増の3.09億円となった。2月から販売を開始した新商品「いぬとねこの保険 ネクスト/ライト/ミニ」の販促活動の強化、ウェブサイト・ランディングページの改修等のマーケティング施策が功を奏して保有契約件数が順調に推移し、また新商品の契約比率が増加した。

インキュベーション事業の売上収益は前年同期比30.9%増の0.54億円となった。成長に向けた開発や人件費等の先行費用の増加及び投資事業有価証券評価損の計上があったが、新規事業の積極的な取り組みにより収益規模が徐々に拡大した結果、売上収益・利益は前年同期に対して増加した。

IFRSに基づく2025年6月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.7%減の101.00億円、営業利益が5.50億円、税引前利益が5.40億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が3.40億円とする期初計画を据え置いている。

《AK》

 提供:フィスコ

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