<動意株・15日>(前引け)=鈴茂器工、エニマインド、エムアップ、ビーロット
鈴茂器工<6405>=切り返し急。14日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比16.9%増の78億7400万円、経常利益は同2.3倍の10億9200万円、最終利益が同2.7倍の7億9400万円となった。いずれも会社計画を上回って着地しており、通期業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。国内において、すしロボットはスーパーマーケットからの増設需要が追い風となったが、大手回転すしチェーンでは入れ替え需要が一巡し売り上げが減少した。レストランなどでのご飯盛り付けロボットの入れ替え・新設の動きや価格改定の効果が表れ、国内は増収となった。外食・小売業における日系企業の海外進出や日本食の普及拡大を背景に、海外売上高も伸長した。
AnyMind Group<5027>=ストップ高。同社は14日取引終了後、24年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の19億5000万円から24億円(前期比3.2倍)に引き上げたことが好感されているようだ。クライアントへの支援内容の拡大による案件規模の拡大や、生成AI活用による業務効率化の取り組みなどにより、生産性が向上したことが主な要因だという。なお、売上収益予想については従来通り491億900万円(同46.8%増)で据え置いている。また、同日にはフィリピンでのEC支援事業をより強化することを目的に、同国に子会社を設立することも明らかにしている。
エムアップホールディングス<3661>=急伸。14日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を200億円から240億円(前期比29.2%増)へ、営業利益を34億円から39億円(同38.1%増)へ上方修正すると発表。これを好感した買いが集まっている。新規ファンクラブの開設が順調に進んだほか、既存ファンクラブでも想定を超えて新規会員の獲得が進み、有料会員数が大きく増加しているため。電子チケットの取り扱い枚数やeコマースでの商品取り扱いが好調なことも寄与する。
ビーロット<3452>=大幅高で4連騰。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高276億7100万円(前年同期比42.5%増)、営業利益66億2700万円(同55.1%増)と大幅増収増益となり、営業利益の通期計画を上回ったことが好感されている。不動産投資開発事業で強みである住宅系の販売を進めるとともに、コロナ禍以前より保有していたホテルを引き渡したことが業績に大きく貢献した。また、不動産コンサルティング事業で案件を順調に積み上げたことも寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
AnyMind Group<5027>=ストップ高。同社は14日取引終了後、24年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の19億5000万円から24億円(前期比3.2倍)に引き上げたことが好感されているようだ。クライアントへの支援内容の拡大による案件規模の拡大や、生成AI活用による業務効率化の取り組みなどにより、生産性が向上したことが主な要因だという。なお、売上収益予想については従来通り491億900万円(同46.8%増)で据え置いている。また、同日にはフィリピンでのEC支援事業をより強化することを目的に、同国に子会社を設立することも明らかにしている。
エムアップホールディングス<3661>=急伸。14日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を200億円から240億円(前期比29.2%増)へ、営業利益を34億円から39億円(同38.1%増)へ上方修正すると発表。これを好感した買いが集まっている。新規ファンクラブの開設が順調に進んだほか、既存ファンクラブでも想定を超えて新規会員の獲得が進み、有料会員数が大きく増加しているため。電子チケットの取り扱い枚数やeコマースでの商品取り扱いが好調なことも寄与する。
ビーロット<3452>=大幅高で4連騰。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高276億7100万円(前年同期比42.5%増)、営業利益66億2700万円(同55.1%増)と大幅増収増益となり、営業利益の通期計画を上回ったことが好感されている。不動産投資開発事業で強みである住宅系の販売を進めるとともに、コロナ禍以前より保有していたホテルを引き渡したことが業績に大きく貢献した。また、不動産コンサルティング事業で案件を順調に積み上げたことも寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS