綜研化学は続伸、ディスプレー向け粘着剤伸長し25年3月期業績予想を上方修正
綜研化学<4972>は小幅に続伸している。5日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を460億円から475億円(前期比15.0%増)へ、営業利益を43億円から65億円(同69.8%増)へ、純利益を27億円から41億円(同55.9%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期において、オリンピックでのテレビの買い替え需要を見越した在庫の積み増しなどにより、中国市場を中心に粘着剤の販売が伸長したことが要因。下期はテレビの在庫調整が見込まれるものの、中国での原材料価格が想定を下回って推移していることに加え、コスト抑制や採算是正の効果なども寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高243億3000万円(前年同期比26.4%増)、営業利益37億9200万円(同2.3倍)、純利益28億400万円(同2.0倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
上期において、オリンピックでのテレビの買い替え需要を見越した在庫の積み増しなどにより、中国市場を中心に粘着剤の販売が伸長したことが要因。下期はテレビの在庫調整が見込まれるものの、中国での原材料価格が想定を下回って推移していることに加え、コスト抑制や採算是正の効果なども寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高243億3000万円(前年同期比26.4%増)、営業利益37億9200万円(同2.3倍)、純利益28億400万円(同2.0倍)だった。
出所:MINKABU PRESS